家具や小物を配置し、指示通りの部屋を完成させるシミュレーションゲーム。働いて手に入れた家具を自分の部屋で自由にレイアウトすることも可能。職探しをしていた力持ちの女の子が、ひょんなことから家具置き職人に
「家具置き職人」は、完成図と同じように家具を配置してゆくレイアウトシミュレーションゲーム。完成図通りに配置できればステージクリア。職務評価を上げて、ストーリーを進展させることができる。制限時間やゲームオーバーの概念はない。メインの「ストーリーモード」をはじめ、計四つのモードが用意され、自分の部屋で自由に家具をレイアウトすることも可能だ。
ゲームの主人公は、借金を抱えて仕事を探している女の子。就職先として応募した会社では「家具置き職人」を募集しており、見かけによらず重い物を持つのが特技の主人公には天職といってよかった。この会社は能力給制で、仕事に成功すると成功報酬として家具をもらうことができ、自分の部屋を広くできるようになったりもする。社長はおおざっぱなところもあるが、人は好い。もともと家具が大好きだった主人公は張り切って仕事に励むが……。
そのときの状態でカーソルキーの機能が変わってくる
操作はキーボードで行う。カーソルキーの機能は「メニューが開いているとき」「配置する家具を選択しているとき」「そのいずれでもないとき」で異なる。「メニューが開いているとき」はカーソルを移動して、メニュー項目または配置する家具を選択できる。
「配置する家具を選択しているとき」は、部屋の中でカーソルを移動させ、家具を置く位置を選択することが可能。「そのいずれでもないとき」は、主人公を移動させることができる。サブキー(【Shift】/【C】)とカーソルキーの同時押下でカーソルを高速移動させることも可能だ。
メニュー項目や配置する家具、設置位置の決定は決定キー(スペースキー、【Enter】/【Z】)で行う。メニューの開閉にはキャンセルキー(【Esc】/【X】)を使用する。
メニューで選択できるのは「完成図を見る」「家具を置く(家具の選択画面が開く)」「正解判定」「中止する」の各項目。ステージが進むと「壁を作る」も追加される。
ストーリーを進めると、さまざまな機能が開放される
用意されたゲームモードは、
- メインの「ストーリーモード」
- さまざまな部屋がランダムに現れる「ステージモード」
- 自由に家具を置ける「自分の部屋」
- 自分の部屋で作ったオリジナル問題で遊べる「作った問題で遊ぶ」
の四つ。「ストーリーモード」では部屋を完成させて、物語を進めることができる。同時にステージモードのステージが開放されたり、ゲーム内でできることが増えたりする。ある程度ステージが進むと「家具屋」に行くことができるようになり、新たな家具を買ったり、不要な家具を売ったりすることも可能。報酬でもらったり、家具屋で購入したりした家具は自分の部屋に配置でき、完成した部屋は複数をセーブすることができる。
ある程度以上から、さらにストーリーを進めるには「勤務評価」の課題を一定数以上達成しなければならず、条件をクリアするにはステージモードをプレイする必要がある。各モードはゲーム内で密接に関連している。