ユーザの行ったキー入力、マウスクリックなどの操作を表示する、コンパクトなプログラム。「QiPress Lite」は、キーボードで文字・数字キーや特殊キーを押下したり、マウスをクリックしたりするたびに、「どのような操作が行われたのか」を小さなウィンドウに表示してくれるソフト。【NumLock】/【CapsLock】/【ScrollLock】などのトグル動作するキーでは、操作内容のほかに、現在の状態(ロック状態のON/OFF)がウィンドウ上に常時、表示される。マウスカーソル周辺のハイライト表示機能、オンスクリーンキーボード機能なども備える。
ユーザがキー入力やマウスクリックを行うたびにウィンドウがポップアップ表示され、入力内容などを確認できる仕組み。ウィンドウは半透明の黒背景で、デスクトップ左下隅に表示される(初期状態)。背景色や透明度、文字サイズは好みでカスタマイズすることが可能。ウィンドウの表示位置はドラッグで自由に変更できる。ウィンドウサイズを変更することも可能だ。
操作内容の表示機能に加え、
- マウスポインタの周囲をハイライト表示する「CursorHalo」
- キー入力のストローク数をカウントしてくれる「QiMeter」
- マウスクリックでキー入力できるソフトウェアキーボード「On-Screen Keyboard」
- 好みの画像がデスクトップ右上隅に表示される「LogoBug」
といった機能も利用できる。「LogoBug」では、画像背景のアイコンをクリックできる(Click-Through)ようにすることも可能。さらに、Windows標準の「拡大鏡」を呼び出すこともできる(Magnify)。スタートアップへの登録・解除もワンタッチで行える。フリー版の「QiPress Lite」のほかに、上位の有償版「QiPress Pro」もある。マルチディスプレイ環境に対応し、各ツールをホットキーで有効化(または無効化)することが可能。ウィンドウデザインの詳細なカスタマイズなども行える。さらに再起動、シャットダウン、ログオフなどの操作をホットキーで実行できる「QiLaunchr」も利用できる。