「画像」と「音声」、さらには「手書き描画」で、手軽でわかりすいデジタルコンテンツを制作できるソフト。わかりにくい微妙なニュアンスもしっかりと表現できる。難しい知識は不要で、はじめてでも直感的に操作することが可能。「ThinkBoard Free60」は、パソコンの画面上に直接文字を書いたり、書きながら音声で解説を加えたりして、画面の様子を動画に保存できるコンテンツ制作ソフト。画面をキャプチャして、キャプチャ画像の上に実際にペン書きで描画しながら、画像と音声とを同時に記録することが可能。動画を使った解説用コンテンツ、学習用コンテンツなどを手軽に作成できる。フリー版では1分間までのコンテンツを制作することが可能。
使い方はユーザのアイデア次第。例えば、
- 「画面をホワイトボードのように使って、問題の解き方を解説する」
- 「写真や地図を示して位置や経路を教える」
- 「図版などの細かい部分について画面で指し示しながら説明する」
といった用途に利用できる。操作は簡単。- 起動画面で「制作」ボタンをクリック。画面下部に操作バーが表示される
- 操作バーの「画面キャプチャ」をクリックして、キャプチャを実行(画面が固定される)
- 「REC」ボタンをクリックして、録画を開始
- ペンの種類、色を選んで描画
- 「終了」→「書き出し」をクリックし、任意のファイル名をつけて保存
するだけでよい。描画操作は録画中だけでなく、録画前に行うことも可能。すでに書き込みがある状態から、動画の記録を開始することもできる。ペンの色は黒・赤・青の三色、太さは三段階から選ぶことが可能。録画途中に一時停止させることも、もちろん可能だ(再開するまで描画は不可)。
作成した動画は独自の*.TB形式のファイルに保存でき、「ThinkBoard Free60」と同時にインストールできる専用プレイヤー「ThinkBoard Player」を使って再生することが可能。「ThinkBoard Player」をインストールしておけば、作成したコンテンツを誰でも楽しむことができる。