前バージョン「Voice Rep Pro」の後継にあたり、“音声認識の精度を向上させるとともに、音声ファイルからの文字化やその後の編集作業もしやすく”なったと謳われている。実際、「Voice Rep Pro 2」では、録音された音声を認識する際、必要となる元音声の再生→一時停止→再生→……といった操作をユーザがやらなくてもよくなった。前バージョンでは、この操作をユーザが行う必要があったため、結局のところは人間がつきっきりとなる必要があったが、これがすべて全自動で行われれば、たとえキーボード入力よりも時間がかかろうとも、人手はかからない。その間にほかの作業を行うことができるわけで、これは大きな進化だ。
当然、「正しく認識されたかどうか」の確認は必要だが、このステップでは新たに搭載された音声読み上げ機能が補助してくれそうだ。これらの新機能が搭載された「Voice Rep Pro 2」。かなり魅力的な音声認識&ワープロソフトに仕上がっている。
(天野 司)