Windows 8がリリースされた際には、Windowsの多くのパーツは完全にデザインし直され、ユーザインタフェースもかなりよくなりました。しかし、Windowsの重要な要素であるエクスプローラは旧バージョンから変わるところはなく、古くささを感じさせる原因になっていました。

これが「Immersive Explorer」を開発しようと思った動機です。モダンなユーザインタフェースを装備し、Windows 10/8/7のユーザにはエクスプローラに代替できるものです。GPUハードウェアアクセラレーションを利用することで、アニメーションもスムーズに再生できます。

「Immersive Explorer」のユーザインタフェースはタッチスクリーンでの利用を考慮してデザインされており、Windowsタブレットではファイルや写真を容易に管理できます。デスクトップ/ノートパソコンユーザには、例えば内蔵のメディアビューアで写真・動画も再生でき、より楽しい操作感を提供してくれるはずです。

このアプリに興味があるのは、ほとんどがタブレットユーザだろうと思っていましたが、実際は、マウスとキーボードでラップトップまたはデスクトップパソコンで使われている方が95%を占めていました。そのため、3年前にリリースした最初のバージョンに比べ、マウス/キーボードによりフレンドリーになるように改変しています。

タブ切り替えインタフェースを導入するなど、今後もユーザの要望を採り入れてゆく予定です。また、Windows Phoneでも動作するよう、Windows 10のユニバーサルアプリとして書き直すかもしれません。