“自分だけの花火大会”の映像を簡単な操作で作成できるソフト。テンプレートで花火を選択し、タイムライン上に並べてゆくだけでよい。動画編集のような感覚で花火大会の映像を作成できる
「リアル!花火シミュレーターPRO」は、本格的な花火大会をパソコンで手軽に楽しめるシミュレーションソフト。プレビューエリアとタイムライン、アイテム/カメラの編集エリアからなるメイン画面は、動画編集ソフトのよう。あらかじめ用意された花火のテンプレートは237種類。多彩な花火が揃う。好みのものをタイムライン上に配置して、BGMをのせたり、3Dの建造物を配置したりして、オリジナルの花火大会映像を作成できる。完成した映像はAVI形式ファイルに出力でき、HD画質でYouTubeやFacebookにアップロードすることが可能。臨場感のある花火の音や、凝った設定ができるカメラワークも大きな特徴だ。
メイン画面は、左上に花火のプレビューエリア、左下にタイムライン、右側には打ち上げラインやカメラ、音楽の詳細設定エリアが配置されたデザイン。動画編集ソフトなどではおなじみの画面構成だ。タイムライン上に花火や音楽、カメラ動作などを設置して、花火大会の映像を作り上げてゆく。
使い方は簡単。例えば花火や音楽を追加するには、(1)まず、画面右下のエリアで「シングル花火」「連続発射」「音楽」ボタンをクリックして、追加したい花火や音楽をダイアログで選択し、(2)次にタイムライン上をクリックすれば、先に選択した花火や音楽が配置される。
選択できる花火は、あらかじめ用意されたものだけでも計237種類。花火エディタを使ってオリジナルの花火を作成したり、既存の花火をコピーして、自由にアレンジしたりすることもできる。
完成した映像を出力し、YouTubeやFacebookにアップロード
花火の打ち上ラインは開始位置と終了位置、名前を指定して、複数を設定できる。打ち上げラインの位置は詳細設定エリアで設定できるほか、プレビューエリアでサークルをドラッグして調整することも可能。花火の打ち上げ設定では、タイムライン上の花火を選択して、打ち上げるラインや方向、連続発射の場合は発射する数などを変更できる。
カメラは、
- 距離と高度を指定してのスタンダードカメラ
- 移動しながら空撮できるヘリコプターカメラ
- マウスとキーボードを使って自由に視点を移動できるフリーカメラ
の3種類が用意され、地上や空中から思い通りのアングルで花火大会を撮影できるようになっている。背景は、あらかじめ用意された360°パノラマ画像のほかにも、手持ちのBMP/JPEG画像などを利用することが可能。地上を表示させるか否かも設定できる。さらに3D建造物を配置することも可能。スカイツリーや東京タワー、富士山、厳島神社の大鳥居といった日本の建造物のほか、ウィーン、パリ、ラスベガスなどに実在する建造物を配置することができる。
完成した映像はAVI形式ファイルに出力でき、そのまま直接、YouTubeやFacebookにアップロードすることが可能だ。