USBメモリにインストールして使う“ポータブルアプリケーションメニュー”ソフト。ランチャ機能とポータブルアプリケーションのダウンローダ機能をあわせ持つ。「CodySafe FREE」は、USBメモリなどに入れて持ち歩きできる「ポータブルアプリケーション」を管理するためのソフト。「CodySafe FREE」自身もパソコン本体ではなく、リムーバブルメディアにインストールして利用する。タスクトレイに常駐し、アイコンのクリックで「CodySafeメニュー」がポップアップする。メニューからは、各ドキュメントフォルダやインストール先のドライブ(CodySafeドライブ)にアクセスできるほか、起動メニューからポータブルアプリケーションを開くこともできる。スキン(テーマ)にも対応する。
インストール先のドライブには、起動用プログラム「StartCodySafe.exe」に加え、「CodySafe」のプログラム一式が納められたフォルダ、ポータブルアプリケーションをインストールするためのフォルダ(「PortableApps」)、ドキュメント用フォルダ(「Documents」および「Musics」「Pictures」「Videos」の三つのサブフォルダ)が作られる。
初期状態のアプリケーション起動メニューは空白。クリックするとWebブラウザが起動し、専用のダウンロードサイト(http://www.codyssey.com/apps/index.html)にアクセスする。このサイトから、好みのポータブルアプリケーションをダウンロードすることが可能。入手したアプリケーションを利用するには、CodySafeドライブの「PortableApps」フォルダにインストールすればよい。インストールすると、最初は空白だったエリアにアプリケーションアイコンが表示され、ランチャとして利用できるようになる。
アプリケーション起動メニューとドキュメントフォルダアクセス用メニューのほかには、「取り外し」「(CodySafeの)終了」の二つのボタン、CodySafeドライブの使用量が表示されるバーグラフがある。「取り外し」ボタンは、CodySafeドライブを取り外す場合に使用する。
設定画面(CodySafeコントロールパネル)には、
- システム設定
- ドライブドクター
- テーマ
- Find-If-Lost
- 言語設定
- ホットキー
- アプリケーション管理
の各設定項目が用意されている。「システム設定」では、「CodySafe」起動時の最小化(メニューを表示せず、常駐するのみ)や、起動中アプリケーションの「CodySafe」終了時の強制終了、プログラム一覧の表示方法に関する指定など、基本的な動作設定を行える。
「ドライブドクター」は、ポータブルドライブ内のファイルシステムをスキャンし、エラーを修復するツール。自動スキャンの指定、マルウェアによるAutorun.infの書き換えを自動検出するオプションなどがある。
「テーマ」では、CodySafeメニューの外観やサウンドに関する設定を行える。
「Find-If-Lost」では、CodySafeドライブのメディアを紛失した場合に備え、連絡先情報を記述したReadme.txtファイルを作成しておける。新規にテキストファイルを作成・保存しても、既存のテキストやHTML、RTFファイル、画像ファイル(BMP/GIF/JPEG/PNG)を利用してもよい。
「言語設定」では、インタフェースの表示言語を25ヵ国語の中から選択することが可能。日本語も利用できる。
「ホットキー」では、「CodySafe」の操作やポータブルアプリケーションの起動に対して、ホットキーを割り当てることができる。CodySafeメニューの表示・非表示、「CodySafe」の終了、CodySafeドライブの取り外し、コントロールパネルの表示の4項目は、あらかじめ設定項目のみが登録されている(ホットキーは割り当てられていない)。
「アプリケーションの管理」では、ポータブルアプリケーションの追加、新たなアプリケーションのダウンロード、自動実行したいアプリケーションの登録、自動実行アプリケーションの前後に実行するスクリプトの指定などを行える。