画像のコンテキスト(右クリック)メニューから、サムネイルやプロパティを閲覧したり、画像形式を変換したり、リサイズしたりなど、さまざまな操作を行えるようにするエクスプローラ拡張ソフト。「XnShell(XnView Shell Extension)」は、画像ファイルを右クリックした際に表示されるコンテキストメニューの機能を拡張するソフト(シェルエクステンション)。インストールすると画像ファイルのコンテキストメニューに「XnShell」が追加され、メニュー上に画像のサムネイルおよび画像情報(ファイルの名前、大きさ、色数、ファイルサイズ)が表示される。サブメニューでは形式変換などを行うことも可能。
「XnShell」のサブメニューから利用できるのは、
- 次の形式に変換(選択できるのはGIF/BMP/JPEG/PCX/PNG/TIFF/TGAの各形式)
- 変換(形式の変換およびリサイズ)
- 回転(画像の左90度、右90度、180度回転、縦・横反転、Exifデータをもとに回転)
- クリップボードにコピー
- IPTCを編集(画像に付加されたIPTCタグ(メタデータ)の編集)
- ImageShackに送る(画像共有サービス「ImageShack」にアップロード)
- 壁紙に設定(デスクトップにあわせる、中央に表示、モザイク)
- オプション
の各項目。「変換」では、ダイアログで出力形式および出力先のフォルダ、さらに必要であれば変換後のサイズ(リサイズ)を設定する。「変換」ダイアログで選択できる出力形式は約50種類。リサイズは、変換後の大きさを横×縦のpixel値または%値(25/50/75/200)で指定する。オプションでは、メニューへの各機能の表示/非表示を指定できるほか、
- サムネイルの表示サイズの変更
- アルファチャンネルの使用
- Exifタグの画像方向情報を使用してサムネイルを回転させる
- EPS/PDFではサムネイルを使用しない
などを設定することも可能。日本語化はOptionsのLanguageで行える。