ヒーラーとなって後方から回復・補助を行い、仲間たちの戦闘を支援するミニゲーム。最大九人のメンバーが一人も欠けることのないよう、ひたすら支援しよう。攻撃力はないが、回復魔法と強化魔法で仲間を支援
「Healer's Yell」は、攻撃が一切できない主人公を操作し、モンスターと戦闘するパーティメンバーを回復・補助し続けるミニゲーム。ステージごとに一人ずつ増えてゆくパーティメンバーを最後まで支えよう。
ゲームの主人公は女の子の「ヒーラー」。癒やしの力を操れる癒術士で、戦うことはできないが、戦闘中はひたすら味方を援護する役割を受け持つ。使える魔法は、
- ヒール(対象のHPを回復させる)
- キュア(身体の状態異常を直す)
- アシスト(力や魔力を増幅させる)
- バリア(障壁を展開する)
- ウィング(身体を羽のように軽くする)
- 魔力回復(MPを最大まで回復させる)
の六つ。使う魔法をマウスのホイールまたは左クリックで選び、左クリックで魔法の対象となるメンバーを選択すると、呪文の詠唱がはじまる。詠唱が完了すると魔法が発動し、対象に効果が及ぶ仕組み。詠唱時間と消費MPは、使う魔法ごとに異なる。MPが足りなくなったら、魔力回復を使用するとよい。魔力回復は消費MPが0で、いつでも使用できる。その代わりに詠唱時間が最も長い。使うタイミングが重要になってくる。
ステージが進むと出撃するメンバーが増え、魔法を使うタイミングが難しくなる
ゲームの内容はステージ制のミニゲーム。ステージごとに定められたラウンド数だけモンスターが出現し、すべてのモンスターを倒せばステージクリア。味方メンバーは、ステージ1では一人、ステージ2では二人といった具合にステージが進むにつれて一人ずつ増えてゆく。メンバーは最大九人まで増える。
主人公以外のパーティメンバーは前方に位置してモンスターとの戦闘を行い、敵の攻撃でダメージを受ける。ヒーラーは後方に位置し、敵のいかなる攻撃にもダメージを受けることがない。
戦闘はリアルタイムかつ自動で行われる。ヒーラーは状況を見ながら、戦闘中のメンバーに補助魔法や回復魔法をかけて、味方がHP0になって倒れないよう援護する。出撃しているメンバー全員が倒れてしまうとゲームオーバー。一人も倒れることなくステージクリアできれば、パーフェクトと判定される。
用意されたステージは、ステージ1からステージ9までの9ステージにファイナルを加えた計10ステージ。全ステージをクリアするとエンディングを迎える。エンディング後は、追加のチャレンジおよびエンドレスを順次プレイできるようになる。
メンバーの特徴を理解して、防御や体力の低いキャラには重点的に対処
パーティのメンバーは九人。
「ウォリアー」は、攻守にバランスの取れた駆け出しの戦士。大剣を扱って敵をなぎ倒す。
「スカウト」は、動きが非常にすばやい。二刀を巧みに操り、敵を一瞬にして切り刻む。ただし、速度以外は大したことがない。
「ランサー」は、気弱だが、真面目で粘り強い槍使い。確かな槍さばきで、並んでいる敵を一度に貫く。ただし、攻撃力と速度はない。
「マジカルシューター」は、魔法弓使い。魔力を帯びて放たれる矢は狙った敵を逃がさないが、防御は弱く、体力は非常に乏しい。
「ウィッチ」は、炎の魔法が得意な魔女。紅蓮の業火であたり一面を焼き尽くす。ただし、攻撃力以外はどの値も最低ライン。
「ウィザード」は、高度な魔術に精通し、速唱を身につけた魔法使い。圧倒的な速さで氷魔法を繰り出す。
「ブレイドファイター」は、太刀を操る剣士。正確かつ機敏な動きで、敵を一刀両断にする。だが、紙防御で体力も多くない。
「セイジ」は、賢者の卵。雷魔法で縦列攻撃を行い敵を一掃する。
「ソードマスター」は、圧倒的な戦闘能力を持つ剣聖。人の限界を超えた剣撃はあらゆるものを断ち切る。