オンラインゲームを舞台に女の子型悪魔を育てて戦う“ガチャガチャ風の悪魔召喚RPG”。本編に加え、本編クリア後には高難度のおまけシナリオを楽しめる。女の子型悪魔を召喚してパーティを編成し、ランクバトルでの勝利を目指す
「DIABOLI-Ca」は、ランダムに召喚した女の子型悪魔を使役してパーティ戦闘を行う“悪魔召喚RPG”。教会からの依頼をこなして悪魔をレベルアップさせ、ランクバトルに勝利してランクを上げてゆく。50種類以上の悪魔をコンプリートするのも楽しい。
ゲームの主人公は、人付き合いが苦手で、高校入学と同時に不登校となってしまった少年。ある日、父親からゲームディスクを渡される。「DIABOLI-Ca」という名のオンラインゲームで、開発中の特殊人工知能が搭載されたトライアル版だ。ためらいながらもβテストに参加した主人公の前に現れたのは「ドッペル」と名乗る、AIとは思えないほど人間くさい女の子型の悪魔だった……。
プレイヤーは主人公を操り、悪魔を倒すために悪魔と契約した者「ディアボリカ」となってオンラインゲームの世界を生きる。ゲーム内での目的は、アリーナで行われるクラスマッチに勝ち続けてランクを上げ、最高位のSクラスになることだ(ゲーム開始時点ではDクラス)。
ドッペルを含む四人のキャラによる王道展開のストーリー
「ドッペル」は、主人公が最初に召喚した悪魔。主人公の持つ特殊AIトライアル用の特別製ディスクでしか召喚できず、ゲーム中にたった一体しか存在しないレアな悪魔NPCだ。開発中の新型人工知能を搭載し、まるで人間のように応答する。
「茶々丸」は、主人公がゲーム中で最初に出会ったプレイヤー。上位クラスに上がることができず、初心者狩りを繰り返していたクズ男だったが、心を入れ替えて主人公のライバルともいえる存在になる。
「シャオロン」は、主人公の窮地を救った女性プレイヤー。最強の虎「ミス・パーフェクト」の異名を持つ有名な上位プレイヤーで、ゲームのプレイスキルが非常に高く、常に冷静な判断をする。茶々丸とはリアルでの知り合い。
「るり」は、主人公のファンを自称する中学二年生の少女。感情表現が豊かで、近くにいるだけで空気が明るくなる。ネットに慣れていないのか、個人情報の保護に無頓着な危うい面がある。戦闘になると甘さの欠片もなくなる、「バーサーカー」の異名を持つ天才新人。
茶茶丸、シャオロン、るりの三人が各クラスマッチ決勝戦の相手となるだけでなく、随所でストーリーに絡んでくる。
スキルを修得させてお気に入りの悪魔を育成してゆくのが楽しい
ゲームのポイントは、召喚した悪魔によるパーティ編成と育成にある。悪魔を召喚するには、メインロビーにいるNPCのオヤジから召喚カードを購入し、カードを使って召喚の間で儀式を行ってもらう。召喚される悪魔はレア度によってSからDの五段階にランク分けされる。レアな悪魔ほど強い。どの悪魔が召喚されるかはランダム。ただし、同じ悪魔が二度召喚されることはない。召喚された悪魔の中から最大三体を選んでパーティを編成できる。
経験値とお金を稼ぐには「アイボリー修道会」で悪魔払いの依頼を受ければよい。
悪魔の育成は、経験値によるレベルアップと装備、レベルアップによって取得できるAP(アビリティポイント)を消費してのスキル修得で行う。修得できるスキルは悪魔によって異なる。修得したスキルによって、同じ悪魔でも性能は大きく変わってくる。APを振り直すことはできない。
パーティが十分に育成できたら、アリーナで行われるクラスマッチにチャレンジしよう。トーナメントに三勝すれば、ランクアップする。クラスマッチの戦闘では経験値やお金を稼ぐことはできない。