シンプルで使いやすい“常駐型メモ帳&ランチャ”。ランチャではプログラムやファイル/フォルダ、メモ項目をグループ化して、アイテムを効率よく管理できる。「AsLinkMemo」は、簡単な覚え書きや文章作成に使えるメモ機能と、プログラムやファイル/フォルダなどへのアクセスを効率化するランチャ機能とを備えたソフト。メモ、ランチャともに登録・編集した内容が自動保存され、保存操作の手間がない。はじめてでも快適に利用できる。
メモとランチャは1ウィンドウで構成され、ホットキーで切り替えながら操作する(標準では【Alt】+【Z】キーでメモ、【Alt】+【X】キーでランチャ)。画面の表示と非表示(タスクトレイに格納)も同様にホットキーで行える(キーの割り当てはランチャ/メモの切り替えと同じ)。メモとランチャのホットキー設定は好みで変更することが可能。【Ctrl】+【PageUp】(または【Ctrl】+【PageDown】)でメモとランチャを順次切り替えたり(トグル動作)、【Alt】+【PageUp】(または【Alt】+【PageDown】)で表示グループを切り替えたりすることも可能だ。
メモとランチャの画面構成はほぼ共通。画面上部のコンボボックスを使って、グループ別に内容やアイテムを管理できる。例えばメモなら「業務日誌」「覚え書き」などの用途ごとにメモを分類したり、ランチャであれば「ドキュメント」「グラフィック」「ユーティリティ」などのジャンルごとにグループを作って整理したりといった使い方ができる。さらにメモ/ランチャ共通の自動保存機能を搭載。終了時に自動保存されるほか、自動保存時間を指定することで定期的に保存される。月初に前月までの内容を自動バックアップすることも可能だ。
メモでは一般的なテキストエディタと同様に、キーボードからテキストの入力・編集を行うことが可能。カット(【Ctrl】+【X】)、コピー(【Ctrl】+【C】)、ペースト(【Ctrl】+【V】)などのホットキーも使える。さらに、
- 表示文字のフォント、スタイル、サイズ設定(Windows標準のフォントパネルを利用)
- 行末での折り返しの有無の設定
- 正規表現に対応した文字列検索
などの機能も備えている。ランチャにはプログラムのほか、ファイル/フォルダ、URLリンクなどを登録することが可能。登録は、(1)あらかじめコンボボックスでグループを作成し、(2)エクスプローラなどでアイテムを画面上にドロップ。(3)「Link情報」画面でタイトルとリンク先(パス名)が表示されていることを確認し、必要に応じて編集、といった流れで行う。
登録したアイテムはグループ別にリスト表示される。アイテムを選択した状態でマウスをダブルクリック(または【Enter】キーを押下)すると、アイテムが開くようになっている。
ランチャではスケジュール設定機能も利用できる。スケジュールは「日付」「毎週の指定曜日」「毎月の指定日」「毎月5/15/25日」「毎月1/16日」のいずれかを設定でき、指定日になると対象アイテムの背景が赤色になって通知してくれる。クリックすると元の白(無色)に戻る。
メモの内容およびランチャの設定をFTP転送することも可能。異なるパソコン環境でも、ネットを介してデータおよび設定を共有できる。暗号キーを設定しておけば、メモ/ランチャを暗号化することもでき、データを第三者から守ることができる。