「線だけでできた世界で、丸い惑星を敵の自爆攻撃から守り抜く」という設定のシューティングゲーム。シンプルながら、難易度は高い。周囲から押し寄せ、地表に着陸すると自爆する敵から丸い惑星を守る
「WirePlanet」はその名の通り、“線だけで描かれた惑星”を防衛するために敵と戦う、一風変わったシューティングゲーム。必要に応じて自機のクローンを作成しながら、前方への弾発射と左右への弾噴射を駆使して戦ってゆく。次々と押し寄せる小型の敵を撃退し、6種類のボスとの戦闘に勝利しよう。
ゲームの舞台は、線だけでできた二次元の世界。この世界の丸い惑星を守りきることが目的だ。自機は、惑星表面を移動する砲台(ジャンプも可能)。プレイヤーは、惑星の周囲から押し寄せてくる敵を撃退し、惑星にダメージが与えられるのを防いでゆく。
惑星は敵弾でダメージを受けることはないが、敵に地表で自爆されるとダメージを受け、表面がへこむ。へこみが、惑星内部に赤い円で示された「惑星破壊域」を超えてしまうとゲームオーバー。自機が敵の攻撃でダメージを受け、HPが0になってもゲームオーバーとなる。
敵はウェーブ(ステージ)ごとにまとまって押し寄せてくる。ウェーブを数回クリアするとボス戦に突入。これを繰り返して、全部で6体いるボスをすべて撃退するとゲームクリアだ。
シールドとクローンを適切に使い、弾発射と弾噴射で敵を撃破
操作はキーボードまたはゲームパッドで行う。【←】/【→】キーは自機の左右移動。【C】キーでジャンプ。キーを押す長さによって、ジャンプする高さが変わってくる。空中での左右移動も可能だが、地上よりは融通は利かない。ジャンプできる高さは自機のレベルで異なる。【↓】キーはしゃがみ。空中でしゃがむと、速く落下できる。
【A】キーは弾発射。自機の正面に弾を発射して、敵を攻撃する。レベルによって弾の速度、連射速度、同時発射数、攻撃力が異なる。
【X】キーは横に弾噴射。自機の左右に弾を噴射して、地表に着陸した敵を攻撃する。レベルによって弾の噴射速度、消滅時間、攻撃力が異なる。
【D】キーは「シールド」。キーを押している間、自機の周囲にシールドが張られ、すべての攻撃を防ぐことができる。ただし、シールドが発生している間は、プレイヤー側も攻撃することができない。
【Z】キーは「クローン作成」。エネルギーを消費して、自機のクローンを作成する。クローンは作成された位置にとどまり、自動で弾を連射する固定砲台となる。
【S】キーは「体力回復」。キーを押している間、HPを回復し続ける。しかし、エネルギーを大量に消費する。
倒された敵が落とすエネルギーを集めて、自機をレベルアップ
敵の種類はボスと同じく6タイプ。編隊を組んで襲ってくるもの、強力なレーザー攻撃をしてくるもの、激しく弾を連射してくるものなど、攻撃の種類やパターンはそれぞれ大きく異なる。いずれの敵も上空からの攻撃を繰り返したのち地表に着陸し、その後、一定時間が経過すると自爆する。
敵を倒すと、赤い球の形状をしたエネルギーが落ちる。エネルギーを一定以上取得することで自機のレベルが上がり、能力値が増加する。一方、エネルギーが減少するとレベルも低下する。強力な敵を倒すにはレベルアップが重要。「エネルギーをどう使うか」が判断のしどころとなる。
エネルギーは敵を空中で倒した場合には自動回収されるが、地上で倒した場合にはその場にとどまるため、自力で回収する必要がある。ただし、地上で倒した方が空中で倒した場合よりも大量のエネルギーが落ちる。ここも思案のしどころだ。