キャラが小気味よく動き回る、爽快な2D格闘ゲーム。武器、デザイン、戦闘スタイルなどが異なる、バラエティに富んだキャラで対戦を楽しめる。基本3ボタン+特殊1ボタンでプレイできるシンプルな操作
「Stay on taboo」は、四つのボタンだけでプレイできるシンプルな操作と、個性的なキャラによる多彩な攻撃が魅力の2D格闘ゲーム。現在使用できるキャラは計10名。アーケードモードとVSモードで楽しめるほか、練習用のトレーニングモードも用意されている。
使用するボタンは、基本ボタンが「A」(ローアタック)、「B」(スラッシュ)、「C」(ハイスラッシュ)の3種類。ローアタックは発動が早く、隙の少ない攻撃。スラッシュは近距離時と遠距離時で性質が変わる。ハイスラッシュは高威力だが、隙もある攻撃となっている。そして「D」は、スタンブレイク(通常技・特殊技・必殺技をキャンセルして出す、相手を停止させる攻撃)を発動する特殊ボタン。発動するにはドライブゲージ1本を消費する。
そのほかにも十字ボタンで「歩く」「後退」「ダッシュ」「バックステップ」「しゃがむ」が可能。バックステップは動作開始から無敵となり、着地する少し前に無敵時間が切れる。
ジャンプは「ジャンプ」「2段ジャンプ」「ハイジャンプ」の3種類。ガードも「立ちガード」「しゃがみガード」「空中ガード」の同じく3種類が用意されている。「受け身」「投げ」「ジャンプキャンセル」も可能。投げはガード不能だが、やられ中/やられ直後、ガード硬直中/ガード直後、起き上がり直後、さらには空中の相手を投げることはできない。
必殺技で敵を削り、超必殺技で止めを刺す
コンボは、ただ相手に攻撃を連続して当てるだけではダメ。攻撃の戻りモーションをキャンセルし、次の攻撃を出して連続ヒットさせたときに判定される。
相手の攻撃の出かかりにこちらの攻撃を当てればカウンターヒット。相手のやられ硬直時間が長くなり、通常では不可能なコンボも狙えるようになる。さらに一部の技では「相手を浮かせる」などの特殊なやられ方を発生させる。
キャラ固有のコマンド入力技には「特殊技」「必殺技」「超必殺技」がある(特殊技のないキャラもある)。超必殺技はドライブゲージを1本消費し、発動後は4秒間ドライブゲージが上昇しなくなる(ドライブゲージは画面最下部に表示されるゲージで、前方移動したり、相手に攻撃を当てたりすることによりたまる。最大2本分までためることができる)。超必殺技には発動直後から無敵時間があったり、高威力だったりするものが多い。
空中必殺技を地面近くで出すことで、高速な中段技として使用する低空必殺技というテクニックもある。
使用できるキャラは10名。それぞれ使う武器や戦闘特性が大きく異なる
「廻(かい)・チェーンフィールド」は、日本刀に似た刀が武器の剣豪。伸縮自在の特殊刀で、近距離から中距離でラッシュをかける。特に近距離では高火力のコンボが可能。機動力がやや低く、喰らい判定がやや大きいことが欠点。
「シグ・ジェットハルト」は、小型スラスター付きの剣が武器の、距離を問わずに戦えるオールラウンダー。火力は高いとはいえないが、必殺技には突進・対空・飛び道具が揃い、安定した立ち回りができる。
「セイユ」は、足技中心の武術で戦う、スピードと攻撃力が好バランスなキャラ。インファイター系で準万能だが、リーチがやや短く、防御力が標準よりも低いことが欠点。
「角石転子(つのいし・てんこ)」は、自転車の車輪を武器に使うスピードファイター。全キャラ一のスピードを誇る。攻撃力は低いが、手数は多い。
「ナツェ・ナーヴェ」は、オリジナル酔拳の使い手。アルコールで身体能力が強化される特異体質で、フェイント技や高威力な派生技を持つトリッキーなパワーファイター。ドランクゲージという独自システムを持つ。
「キステール」は、罠を設置して立ち回る空間制圧型のキャラ。緻密なトラップと激しい直接攻撃を仕掛ける。
「ゲイザー1」は、独自システム「ブーストゲージ」を持つロボット。全キャラ最高の防御力を持ち、攻撃力も高め。限定された動きで接近し、広範囲の打撃と最高威力の必殺投げで大ダメージを与える。
「アサフネ・ファルシュガーニー」は、三つの異なる性能を付加する精霊を召喚して立ち回るキャラ。リーチは短いが、精霊を上手に使うことで能力を付加・強化することができる。
「パトリシア・モーガン」は、トリッキーかつ豊富な攻め手を持ち、オールラウンダーとしての力も備えたアマチュアマジシャン。平均火力は高くなく、防御力も若干低め。