ソフトを開発しようと思った動機、背景
Windows 98からWindows XPに移行したとき、ファイル検索のインタフェースが大きく変わり、あまり馴染めませんでした。.NET Frameworkでのフリーソフト開発に着手しはじめた頃、「Windows 98の頃のファイル検索を忠実に模倣してみたら便利かも」と思ったのがきっかけです。Windows 7も導入しましたが、デフォルトで検索機能がインデックスに依存していたので、バックグラウンドタスクの影響が気になりました。また、文字だけで条件を指定するのもまるでMS-DOSの頃に逆戻りしたようで、使い勝手がよいとは思えませんでした。
敢えて速度は重視せず、インデックスに依存しなくても探したいファイルを見つけることができればよいと思い、はじめからインデックスを実装するつもりはありませんでした。
開発中に苦労した点
「送る」機能はレジストリを読み込むのですが、レジストリやDesktop.iniの仕様を手探りで確認したことと、ほかの人に使ってもらうにはヘルプファイルが必要なので、その作成に手間が掛かりました。デザインは本業ではないので、アイコンはp.yusukekamiyamane様(http://p.yusukekamiyamane.com/)の素材を利用させていただきました。
ユーザにお勧めする使い方
「右クリックメニューに追加」すれば、フォルダやドライブを右クリックして、その内容を検索できるので便利です。検索結果からドラッグ&ドロップでコピーや移動、アプリケーションへのドロップもできます。
今後のバージョンアップ予定
すでに一部のユーザの方々からご要望をいただいているのですが、ウィンドウの状態の保存機能を実装したいです。また、読み取り専用や隠しファイル等の属性で検索する機能を試作しています。
(Project Flower)