カスタマイズ自由度の高い、ポップアップメニュー型のランチャ。対応したアプリケーションをダウンロード、インストールした上で、アイテムとして登録することが可能。「SyMenu」は、プログラムやファイル/フォルダ、URLなどの登録アイテムに、ポップアップメニューからすばやくアクセスできるランチャ。メニューの呼び出しは、(1)デスクトップ上に配置される“フローティングボタン”のクリック、または(2)タスクトレイアイコンのクリックで行うことが可能。さらに、(3)ショートカットキーや(4)マウスジェスチャで登録アイテムを開くこともできる。USBメモリなどに入れて、持ち運んで使うことも可能だ。
アイテムの登録・管理は、設定(Configuration)画面で行う。登録は、対象のアイテムを画面左側のリストエリアにドラッグ&ドロップするだけでよい。パス、アイコンパス、アイテム名、アイテムの説明、URLなどは、あとから編集することも可能。プログラムのショートカットやマウスジェスチャを指定することもできる。
マウスジェスチャを設定するには、マウスの右ボタンまたは中ボタン(ホイール)のいずれかを指定し、上下左右の4方向およびL字型(カギ型)8方向の12種類の動作から選択する。
大きな特徴が、プラグインで利用できる「SyMenu PAF program suite」。リストで選択した対応アプリケーションをダウンロード、インストールし、さらに「SyMenu」のアイテムとして登録できるもの。「SyMenu PAF program suite」で登録したアプリケーションのアップデートやアンインストールも同一画面上で行うことが可能。よく使うアプリケーションを一括管理できる。
ポップアップメニューからは、登録アイテムのほかにも、スタートメニューに登録されたプログラムや最近使ったファイル、コントロールパネルにアクセスすることが可能。さらにサブメニューからは、パソコンに接続されたすべてのボリューム、ファイル/フォルダを開くことができる。
アイテムのキーワード検索機能もある。サブメニュー内の見つかりにくいアイテムも、スムーズに見つけ出すことができる。スタートメニューのプログラムやコントロールパネルなどを検索することも可能だ。
「SyMenu」の起動中のみ、特定の拡張子を(システム標準の既定のプログラムから変更して)指定プログラムと関連付けたり(拡張子マネージャ)、特定のプログラムを「SyMenu」の起動時に自動実行させたり、終了時に自動終了させたりすることもできる。