申告書類そのままのイメージの画面で、はじめてでも直感的に入力作業を行える確定申告書作成ソフト。自動計算機能や転記機能などにより、スムーズな書類作成をサポートしてくれる。「やるぞ!確定申告2015 for Windows」は、
- 簡単な質問に答えることで、必要な提出書類や添付書類を確認できる「提出書類ナビゲーション」
- 生命保険や住宅ローンなど、控除対象項目の入力漏れをチェックできる「節税チェッカー」
- 入力すべき内容や専門用語に関する「詳細解説」
など、“確定申告を行う際に便利なサポート機能”を数多く備えた申告書作成ソフト。内訳書や明細書も作成でき、計算結果は申告書へ簡単に転記できる。できあがった書類は印刷して、そのまま税務署に提出することが可能だ。メインとなる確定申告書A、確定申告書Bをはじめ、付随する決算書、収支内訳書、所得明細書などを一括して作成することが可能。決算書、収支内訳書では、申告方法(青色/白色)および業種区分(一般、不動産、農業)別に、それぞれ提出が必要なすべての書類の入力用テンプレートが用意されている。さらに、申告書類に付随する内訳書・明細書に関しても、
- 高額な所得がある場合に用いる「所得の内訳書」
- 株式売却の所得を申請する「株式等に係る譲渡所得等の金額の計算明細書」
- 医療費控除を受ける際に必要な「医療費の明細書」
など、法律で定められた書類が網羅されている。実際の書類作成作業の流れは、
- 「基本情報」設定画面で、ユーザの氏名や連絡先、還付金を受け取る金融機関口座などの基本情報を入力
- 「提出書類ナビゲーション」で、必要な書類を確認
- 各申告書類の作成画面で項目ごとにデータを入力し、書類を作成
- 印刷する
- 添付書類を準備する
といったもの。3.「書類を作成」では、例えば自営業などの個人事業主の場合、示される推奨作業手順、- 収支内訳書 → 控除に関する明細書 → 確定申告書・第二表 → 確定申告書・第一表
に従って作業を進めればよい。メインの確定申告書へは、先に作成した内訳書や明細書のデータをワンクリックで転記できるようになっている。各書類の作成画面では、実際の書類の縮小イメージが表示される。イメージはいくつかのブロックに分割され、作業順を示す番号が付されているので、番号順に入力してゆく。文字や数値の入力は、画面右側のエリアで行う。入力エリアの項目名をクリックすると、各項目に入力すべき内容や専門用語の詳細な解説(ヘルプ)が表示される仕組み。ほかの書類などを参照することなく、スムーズに入力作業を行える。
書類に入力した金額の計算はすべて自動で行われ、課税所得の金額なども最新の規定にもとづいて算出される。金額の合計や還付金の算出といった計算結果も、数値入力と同時にリアルタイムで書類に反映される。
印刷機能では、印刷するページ数(「控え」を含む)や、印刷対象とする(しない)項目などを詳細に設定することが可能。用紙は税務署配布のもののほか、白紙に(罫線なども含めて)印刷することもできる。
そのほか、
- 減価償却費の自動計算
- 書類データのバックアップおよびレストア
- 旧バージョンの「やるぞ!確定申告」や「やるぞ!青色申告」からの取り込み
などにも対応する。