PDF形式の電子文書をMicrosoft Wordをはじめとした4種類の形式のファイルに変換できるソフト。対象ファイルをドラッグ&ドロップで登録し、「変換」を実行するだけでよい。「UniPDF」は、PDFファイルからテキスト情報を取り出したり、ページを画像ファイルとして保存したりできるデータ変換ソフト。出力時に選択できるファイル形式は、
の4種類。WordではRTFまたはDOCのいずれかを、また画像ではBMP/GIF/JPEG/PCX/PNG/TGA/TIFFのいずれかを選択できる。変換操作は「ホーム」タブ画面で行う。変換対象ファイルを登録するためのリストが用意され、ドラッグ&ドロップでファイルを追加したり、「追加」「削除」「クリア」の各ボタンを使って、対象ファイルを指定したりできるようになっている。
対象ファイルの登録が完了したら、リストの右にある出力形式一覧で「Word」「画像」「テキスト」「HTML」のいずれかを選択し、画面下部の「変換」ボタンをクリックすれば、処理が実行される。
対象ファイルのリストには「ファイル名」「ファイルサイズ」「全ページ(数)」「選択したページ」「状態」の各フィールドがある。出力形式にWordまたは画像を選んだ場合は、「選択したページ」フィールド内に例えば「3-5」のような形式でページ番号を指定すれば、該当するページだけを変換することが可能だ。
「状態」フィールドにはファイルを登録した状態や変換処理中に応じてメッセージが表示され、処理終了後はリンクをクリックしてファイルを開けるようになる。パスワード保護されているPDFファイルは、リストに登録した時点で「状態」フィールドに「パスワードが必要です」と表示される。
「設定」タブ画面では、アプリケーション自体の言語設定選択を行えるほか、変換したファイルの保存先パスや、Wordおよび画像での形式指定を行える。保存先のオプションには「保存先」「デスクトップ」「カスタム」があり、「保存先」では変換元ファイルと同じフォルダに、また「カスタム」ではユーザが指定した任意のフォルダにファイルが保存される。Word形式ではRTFまたはDOCのいずれかを選択する。画像形式はBMP/GIF/JPEG/PCX/PNG/TGA/TIFFから選択できる。さらに画像の解像度(72または96)と色のビット数(24/8/1のいずれか)も選択できるようになっている。