ライトホラー系のアドベンチャーゲーム。大切なノートを探すために、不気味なことが起こる奇妙な館の中を探索する。幼い少女が謎めいた館の中で奇妙な体験をする
「bury」は、マザーグースをモチーフとした、やわらかなホラーテイストの探索型アドベンチャーゲーム。不思議なことばかりが起きる館の中を、謎を解きながら探索して、エンディングにたどり着こう。用意されたエンディングは全部で3種類。エンディングをすべて見ることにより、おまけ部屋「playroom」に行けるようになる。
ゲームの主人公は「ココ」という名の幼い少女。ある日、大切にしていたノートを探すために、とある館を訪れる。しかし、その館は行ってはいけないとされている場所。はたして館の中では奇妙なことばかりが起こり、命が危険にさらされることさえあった。入るときに通った館の扉は消えてしまい、外に脱出することもできない。この状況でココはノートを取り戻し、館の外に出ることができるのだろうか……。
ココを含む三人がメインキャラとして登場
主人公のココは、ピンク色のエプロンドレスを着けた、茶色い髪の毛の女の子。いつもちょっと冷めた目をしている。度胸があり、どんな状況に陥っても取り乱すことがない。
チビ(仮称)は館の中で出会った、ココよりも年下の男の子。おじいちゃんと会うためにパパと一緒に来たそうだが、パパとははぐれてしまったらしい。迷子にもかかわらず、パパを探すつもりはまったくないらしく、一緒にノートを探してくれるという。金髪で喜怒哀楽がはっきりしている。
ライエルは館の中で出会った青年。最初のうちはココのことを相手にしてくれなかったが、館の中が危険だと知ってからは、ココに付き添ってくれるようになる。
この三人のキャラクタがメインの登場人物。主人公はココだが、チビやライエルが視点人物となって活躍するパートも用意されている。
ダメージを受けすぎて死なないよう、ココの体調チェックと回復に注意
ゲームの内容は、マザーグースにちなむ謎解きが散りばめられたアドベンチャーゲーム。カーソルキーでココを移動させ、決定キー(【Z】/【Enter】/スペースキー)を押すことで、正面のキャラクタと話したり、正面にあるものを調べたりできる。それによってアイテムを入手したり、状況を変化させたりして次のステップに進む。アドベンチャーゲームとしてはオーソドックスなスタイルだ。
謎解きは──その時々でやり方が異なるが──ヒントを手がかりにアイテムを適切な場所に移動したり、適切に使用したりすることで解とすることが多い。
ゲーム中、敵の攻撃などによってココがダメージを受けることがあるので要注意。ダメージは蓄積し、限界を超えるとゲームオーバー。ダメージの状況はキャンセルキー(【X】/【BackSpace】キー)を押してメニューを開き、表示されているココのシルエットを見ることで判断できる。