マルチスレッドに対応したダウンロードソフト。大容量のファイルでも高速にダウンロードできる。「EagleGet」は、URLを指定するだけでWebサイト上のコンテンツが自動抽出され、取得できるダウンロードソフト。Internet Explorer、Firefox、Google Chrome、Operaなどの主要ブラウザに対応し、連携して動作する。マルチスレッドのほか、中断したダウンロードをあとから再開できるレジュームにも対応。フラットデザインのシンプルな画面で使いやすい。対応するプロトコルはHTTP/HTTPS/FTP/MMS/RTSP。
Webサイト上のダウンロードリンクをクリックすると「新規ダウンロード」画面が表示される。リンク名、ファイル名、保存先フォルダの確認後、「ダウンロード」ボタンをクリックするとダウンロードを開始される仕組み。ファイル名や保存先フォルダは画面上で変更することも可能。コンテンツへのリンクを含む動画サイトなどでは、動画表示エリア上に表示される「ダウンロード」アイコンのクリックで、ダウンロード可能なファイル形式が一覧表示される。取得したい形式を選べば、ダウンロードがはじまる。
メイン画面には「処理中」および「完了済」のタスクが一覧表示され、作業の状況と履歴をひと目で確認することが可能。ダウンロードに失敗して破損したファイルを、リストで選択して再ダウンロードできるほか、ファイルを開いたり、保存先フォルダを開いたり、リストから削除したりといった操作も行える。
ファイルの自動分類機能も搭載する。完了済みのタスクをファイル形式(拡張子)で振り分けることができ、カテゴリーごとに異なるフォルダに保存できる。初期状態で設定済みのカテゴリーは、
- メディア:flv、mp4、mp3、3g2、3gp、asf、avi、mov、rm、swf、wmvなど
- アーカイブ:zip、rar、tar、7z、gz、gzip、pakなど
- ドキュメント:txt、pdf、xml、htm、doc、docx、hlp、ini、dat、ppt、xlsなど
- Other(その他):上記以外の拡張子
の四つ。新しいカテゴリーを追加したり、カテゴリーにファイル形式を追加・削除したりすることも可能だ。URLを直接指定してダウンロードすることも可能。あらかじめ「新規ダウンロード」画面を開き、対象のURLおよび保存先フォルダをタスクリストに登録して、「ダウンロード」ボタンをクリックすればよい。複数サイトからの一括ダウンロードも行える。マルチスレッドの上限(最大数)や、ログイン認証が必要なサイトでのユーザ名、パスワードなども、タスクごとに指定できる。
インストールされたウイルス対策ソフトと連携し、ダウンロード完了後に、ファイルのウイルスチェックを自動実行させることも可能。スキャン対象とするファイル形式を限定することもできる。
そのほか、スキンにも対応し、外観を好みのものに変更することが可能。期限切れリンクの自動更新機能なども備える。