自然な流れの中で機能する“作業し忘れ防止”ソフト。必要な作業項目のチェックリストを作成しておくことで、Windowsの終了処理時に完了確認を行える。「シャットダウンチェッカー」は、Windowsを終了させるときに、あらかじめ設定したチェックリストの項目を完了させるよう、ユーザに注意を喚起するソフト。起動後はメモリに常駐。シャットダウン、再起動、ログオフの際に終了処理を抑止し、未完了の項目があれば、完了するように促す。チェック項目は日付や時間帯の異なるものを複数設することが可能。チェックリストを複数台のパソコンで共有することもできる。
チェックリストには、チェック項目(タスクの内容)とチェックを有効にする期間とを設定する。チェック項目は1行メモのスタイルで入力することができ、「メール送信」「業務終了時のファイルバックアップ」というように自由に設定できる。
有効期間は、表示開始日・終了日と時間帯(表示開始時刻・終了時刻)とで指定する。時間帯を終業時近辺(例えば17:00〜20:00)に設定しておけば、そのほかの時間帯でトラブルが発生したような場合に、「シャットダウンチェッカー」が機能しようないようにしておける。
さらに管理者設定機能により、チェックリストをファイルサーバ上に作成すれば、ネットワーク接続された複数台のパソコンでリストを共有することも可能。例えば「会社の部署内でチェックリストを共有し、最後に退社する人が必要な作業を行う」という使い方ができる。
そのほか、チェックリストのチェック履歴をサーバやイベントログに保存するようにすることも可能だ。