ソフトを開発しようと思った動機、背景
日本は高齢者の比率がさらに増し、超高齢化社会になるといわれております。高齢者は心身ともに健康であることが大切で、脳の活性化が呆け防止に役立ちます。脳の活性化は、仕事の第一線で働く人々や学生にとっても必要です。このような状況から、簡単に使える脳活ソフトが有用であると考え、開発しました。開発で工夫した点
脳の活性化を日常的に行えるよう、脳の活性度のテストではなく、ストレスの少ない脳トレとして開発しました。脳活のトレーニングを継続するためには、モチベーションが必要で、それを保つためには達成感が必要です。日本人は学習することが好きなので、漢字と英単語の学習機能を付け、達成感の得られるソフトにしました。
脳を活性化させるには、左脳と右脳をともに活性化させ、脳の活動と連動した手足の協調動作が重要です。これらを実現するために、第一に漢字と英単語をできるだけ大きな文字で表示し、右脳用の高速表示と左脳用の低速表示ができるようにしました。第二に脳と手の協応動作を行うために、マウスの移動が必要な計算問題と判断問題も用意し、マウスのボタンをクリックして答えるようにしました。問題が表示されてから答えるまでの時間が表示されるので、反射神経の速さがわかります。
ユーザにお勧めする使い方
右脳を活性化させるために、漢字や英単語の自動切り替えを0.5秒以下にして、高速表示させます。大きな文字で表示される英単語や漢字を見ることは視野の拡大になり、これらを絵のようにイメージとして見ることがポイントです。これは「黙読」ではなく、「視読」といわれる速読のトレーニングにもなります。
自動切り替えを1秒以上にして音読すると左脳が活性化する効果があります。特に英単語の表示を3秒以上にすると、発音を聞くことができ、言語中枢を活性化できます。
脳活と同時に英単語の学習を行いたい方は、別売の英単語学習ソフト「速習英単」のライセンスをご購入ください。1,080円のライセンスで、使える英単語は約4,000になります。これは英語検定2級までをカバーするもので、中学から高校まで使え、高校受験、大学受験の強力な武器になります。
今後のバージョンアップ予定
漢字を見るだけでなく、マウスを使って漢字を書ける機能を追加する予定です。
((有)中野情報技術研究所)