ウィザード形式により、誰でも手軽に使うことができるレジストリクリーニング&最適化ソフト。「Registry Life」は、レジストリ内のエラーや不要な項目を簡単な操作で検出し、修復できるメンテナンスソフト。クリーニングによってできた空き領域を最適化(デフラグメント)することで、レジストリファイルのサイズをコンパクトにすることも可能。万が一トラブルが発生しても、バックアップしておいた以前のレジストリに復元できる。
起動するとレジストリの分析が開始され、結果がメイン画面に表示される仕組み。表示されるのは「レジストリの論理的な状況」「レジストリの物理的な状況」の二つ。「レジストリの論理的な状況」では、エラーの個所や不要な項目など、クリーニングの対象となる要素の数を確認できる。「レジストリの物理的な状況」では、レジストリファイル内の断片化状況が分析され、最適化が必要かどうかを教えてくれる。いずれも問題がある場合はメンテナンス用のボタンが表示され、ウィザード形式でクリーニングや最適化を行える。
クリーニングの場合は、進行状況がプログレスバーとリストで表示され、分析が終わると、問題点の数がレジストリパートごとに表示される。そのまま「修復」ボタンをクリックすれば、直ちに処理が行われる。問題点の詳細なリストを表示させ、修復したいエントリを個別に指定することも可能。修復が終わると結果が表示される。結果表示画面でも、具体的なエントリの一覧や修復できずに残ってしまった個所を確認できる。
修復前のレジストリは自動的にバックアップされる。万が一メンテナンス後にトラブルが発生した場合でも、「変更の復元」機能を使って元の状態に戻せる。
レジストリの最適化は、クリーニングによってできた空白部分を除去し、レジストリのサイズをコンパクトにする機能。実行前には処理の妨げになるプログラムを検出して、終了するように教えてくれ、最適化終了後にはレジストリサイズがどのように変化したかをファイルサイズとマップで表示してくれる。終了後に画面を閉じると自動的にWindowsが再起動され、最適化後のレジストリが読み込まれる。
設定画面では、
- レジストリクリーンアップ時にリムーバブルメディアやリモート参照などの設定を無視するかどうかの指定
- クリーンアップの対象に含めるレジストリ項目の指定
- 除外リストのカスタマイズ
などを行える。