Windows 8/8.1に、従来バージョンの「スタート」メニュー+αの機能を追加できるソフト。「かんたんスタートBOX」は、「7」以前のWindowsに標準装備されていた「スタート」メニューをWindows 8/8.1に追加できるソフト(Windows 7/Vistaでも使用可能)。アプリケーションを「お気に入り」に登録することで、ランチャとしても利用できる。顔文字入力支援やスクリーンショット、圧縮・解凍といった機能も搭載する。
インストールすると、独自の「スタート」ボタンが追加される。Windows 8.1では、標準の「スタート」ボタンが「かんたんスタートBOX」のボタンに置き換わる。
初期状態では、メニューの左側にWindows XPの「スタート」メニューに似たアプリケーション/フォルダリストが、また右側には「お気に入り」に登録されたアイテムの一覧が表示される。さらにメニュー下部には、オリジナルのミニソフト「スクリーンショット」「顔文字入力」の起動ボタンと、Windows標準の「メモ帳」「電卓」の起動ボタンが配置される。
メニュー左側のリストには、ユーザフォルダ(ドキュメント/ピクチャなど)や「コンピューター」「コントロールパネル」「(ファイル名を指定して)実行」といった項目が並ぶ。最下部には「シャットダウン」メニューも用意され、ワンクリックでWindowsの終了(シャットダウン、再起動、ログオフなど)操作を実行できる。
メニュー右側に表示される項目は「お気に入り」または「すべてのアプリケーション」のいずれかに切り替えて利用できる。「お気に入り」は、必要なアプリケーションだけをピックアップできるもの。「すべてのアプリケーション」リスト右側のハートマークをクリックすることで登録される。
「スクリーンショット」では、簡単な操作で画面をキャプチャできる。マウスで矩形範囲をドラッグするだけで、指定された範囲がクリップボードにコピーされる。JPEG/PNG/BMP形式のファイルとして保存したり、画像に対して文字や図形を書き入れたりすることも可能。そのほか、顔文字を簡単に入力するための機能も付属する。
圧縮・解凍ツール「かんたん解凍」も同梱される(「かんたんスタートBOX」と同時に自動インストールされる)。LZH/ZIP/ISO/RARをはじめ、計30種類以上のアーカイブ形式に対応する。ZIP/7Z/EXE自己解凍形式による圧縮も行える。