ソフトを開発しようと思った動機、背景
WindowsからJavaScriptを操作できることを知り、「Google Maps API」を使って前作「マウスの距離計」を作り直そうと思いました。「Yahoo!地図」でもAPIを使えることがわかったので、「Googleマップ」と「Yahoo!地図」のどちらでも同じように操作できるようにしました。開発中に苦労した点
苦労ばかりでしたが、思い通りに動くようになれば昔の苦労は忘れてしまいます。いま覚えているのは、一番最近行った「距離測定中に地図のスクロール/ズームに応じて書き込んだ経路も動く」という処理です。ズームの拡大を何度も行うとメモリ不足が発生してしまうので、現状では拡大が一定以上行われたら経路は消してしまうようにしていますが、今後改良したいと思っています(良い方法が発見できれば)。
ユーザにお勧めする使い方
(1)「Googleマップ」と「Yahoo!地図」の間で切り替えれば、同じ場所の同じ縮尺の地図が見られますので、見やすい方の地図を場所によって簡単に切り替えられます。
(2)ブラウザで最新の「Googleマップ」を使えば、簡単に経路探索ができて、地図上に3種類くらいの経路を表示してくれますが、それには表示されない、自分の知っている裏道などの道なりの距離が知りたいときには本ソフトが使えると思います。
(3)町内会の地図とか自分の近所の地図を作るときは、「保存」-「地図経路」を使ってファイルに保存してから、お絵かきソフトで簡単に編集するだけで立派な地図が作れます。
(4)「世界旅行」「国内旅行」ボタンをクリックするだけで、知らない土地の地図を表示してくれます。少しだけ旅行したような気分になれます。
今後のバージョンアップ予定
上記のメモリ不足を防ぐ方法が発見できれば改良したいです。また、ユーザのご要望にはできるだけお応えしていきたいと思いますので、バグも含めて何かありましたら、ぜひご連絡ください。
(M.Hayashi)