操作はとても簡単。人物オブジェクトを作って、ほかの人物との関係を指定するだけで、簡単に家系図を作成できる。人物関係を図示するための機能が充実しており、家系図だけでなく、階層構造を示す各種のチャート──例えば、会社の部署を示す組織図、グループの連絡網──など、さまざまな用途への応用も考えられる。個人オブジェクトをマウスによって好きな位置におけるほか、表示方法も「名前だけ」「名前と写真」「名前と年齢・生年月日」「名前・写真・年齢・生年月日」から指定することが可能。例えば「家族と身近な人は写真入りで、遠い親戚は名前のみ表示」というように、柔軟に作れるのもよい。
さらに、ほかの家系図ファイルとのリンク機能もある。親戚の構成員が多い場合には家ごとにファイルを分けて作成したり、ドラマ相関図などで登場人物や関係の変更が多い場合には、回数(話数)ごとにファイルを作成してリンクしたりといった使い方もできる。
(坂下 凡平)