「MATSUKAZE-TUNE」の誕生秘話
開発のキッカケは、Windowsユーザなら誰しも知っている「Windowsの『次第に遅くなっていく』という不思議な現象」に対する、誰もが抱く感情でした。Windowsは、どんなに高スペックのマシンに積んでも、購入から月日が経つにつれ、応答速度が遅くなります。Windowsは10台の同スペックマシンを同じソフト構成で運用していても、ある日を境にそのうちの何台かが劇的に遅くなったりします。それどころか、買ったその日から「絶不調」というケースすらめずらしくありません。せっかく買ったパソコンが、遅くて実用に堪えないという世界中で日常的に起きている現象に、私も怒りを感じたのです。
「MATSUKAZE-TUNE」の開発経緯
Windowsの安定・高速化基礎理論の開発に4年を費やしたのち、2009年末から、法人向け出張施工形式によるWindowsの速度回復サービスを開始しました。サービスの開始から2年間で延べ6,000台のWindowsの調整を行い、2011年10月にダウンロード形式のソウトウェアとして「MATSUKAZE-TUNE Ver.2.0」をリリースしました。
以来、ソフトウェアのコアテクノロジーにあたる「自動安定化エンジン」の機能拡張と改善に努め、リリースから2年が経過した今日、法人導入実績は1,500社を超えています。
「MATSUKAZE-TUNE」のお勧め利用法
本ソフトウェアを導入し、各種最適化ツールを用いてもWindowsが「安定・高速化」されない場合、その原因の99%は下記の三点のいずれかになります。
- ●原因その1
- パソコン内に導入しているセキュリティ対策ソフトが、単一で故障していて暴走状態にあり、Windowsの円滑な情報処理を阻害している。
- ●解決方法
- セキュリティ対策ソフトをアンインストールしてから、同じセキュリティ対策ソフトでもよいので、再インストールしてくみてください。
- ●原因その2
- パソコン内に複数のセキュリティ対策ソフトが導入されているため、お互いが邪魔をしあって正常な動作ができなくなっており、結果としてWindowsの円滑な情報処理を阻害している。
- ●解決方法
- セキュリティ対策ソフトを二つともアンインストールしてから、何かひとつだけ再インストールしてくみてください。
- ●原因その3
- Windows Update、Adobe Reader、Adobe Flash、Java Updateの四つの更新用プログラムがそれぞれの「インストール要請」をWindowsに対して行い続けているため、Windowsの円滑な情報処理を阻害している。
- ●解決方法
- タスクトレイ(タスクバー上の右端の時刻が表示されている部分の左個所)のWindows Update、Adobe Reader、Adobe Flash、Java Updateの通知アイコンが表示(隠れている場合もあります)されているかをチェックし、それぞれのプログラムの更新(インストール)を完了してください。
- ■それでも安定・高速化効果が得られない方へ
- 極めてまれなケースですが、上記三つを実行してもWindowsの安定・高速動作性が回復しない場合、可能性は低いものの下記の原因が推測されます。
- (A)プリンタドライバをはじめとしたデバイスドライバの異常
- (B)常駐ソフトの単体バグ、もしくは常駐ソフトの相互干渉による障害
- (C)パソコンのハード的な仕様に起因する症状やパーツ的な不具合
(A)および(B)はアンインストール、再インストールで対応してください。(C)については、各パソコンメーカーにお問い合わせください。
((株)松風サービス)