はじめてでも簡単に操作できる画像リサイズソフト。画像を回転させたり、エフェクトを適用したりすることも可能。「Fotosizer Standard Edition」は、わかりやすいインタフェースで直感的に使える画像リサイズ/形式変換ソフト。入出力ともにJPEG/TIFF/PNG/BMP/GIF形式に対応し、リサイズと同時に、指定形式に変換した上で保存できる。
メイン画面は、左側にファイルリスト、右側には設定パネルが配置された2ペイン構成。最も簡単な方法では、
- ファイルまたはフォルダをファイルリストにドラッグ&ドロップ(複数アイテムにも対応)
- サイズを設定
- 「Start」ボタンをクリック
の3ステップで画像のリサイズが完了する。ファイルリストの表示は「プレビュー+サムネイル」「サムネイル+情報」「詳細情報」に切り替えることが可能。詳細情報では、リストに表示される項目(カラム)をユーザがカスタマイズすることもできる。いずれの表示でも、カメラ名やISO、F値、シャッター速度などの撮影データを確認することが可能だ。
サイズはpixel、%、cm、mm、inchから選択して指定できる。幅×高さで指定できるほか、一辺の長さ(幅/高さ/長辺/短辺)で指定することも可能。元画像のアスペクト比を維持したリサイズにも対応する。サイズのプリセット機能も用意され、よく使うサイズを登録しておけば、毎回設定する手間が省ける。
オプションでは、画像品質や解像度を変更することも可能。JPEG画像では、Exif情報を維持するようにも設定できる。
出力時のファイル名を細かく指定できることも特徴のひとつ。指定は「%YYYYまたは%YY(年)」「%M(月)」「%D(日)」などを使って行う。年・月・日のほか、pixel値(縦/横)や通し番号を、任意の文字列と組み合わせて付加することができる。例えば、日付とpixel値とを組み合わせ、「photo_0001_01_10_2014-640x480」のようなファイル名にすることも可能だ。
簡易画像加工機能も備える。リサイズ後の画像にモノクロ、ネガ、セピアの各エフェクトを適用できるほか、左右90度で回転させたり、水平・垂直方向に反転させたりすることもできる。