Windows 8風のデザイン/インタフェースが印象的なテキストエディタ。数多くのプログラミング言語の構文色分けに対応する。MarkdownテキストをHTMLに変換し、リアルタイムでプレビュー表示する機能も備える。「MetroTextual」は、プログラマに便利な機能を備えた、シンプルなテキストエディタ。Windows 8でも採用されているフラットデザインのインタフェースが特徴で、背景やウィンドウ枠にはテーマカラーが設定されている。初期状態のテーマカラーは青。青のほかに緑、ピンク、紫、赤、黒から選択できるようになっている。
操作方法はWindows 7までの標準的なアプリケーションとは異なり、通常はメニューバーやツールバーなどは表示されない。メイン画面右上に配置されたアプリケーションアイコンがメニュー表示ボタンになっており、「新規作成」「開く」「保存」「名前を付けて保存」などの操作は、このボタンから行える。
主要なプログラミング言語やSQL──C#、Visual Basic、Python、Assembly、HTML、CSS、JavaScript、XML、Postgre SQL、Microsoft T-SQL(MSSQL)、Markdownなど──に対応。ソースコードの構文を視覚的に把握するための「シンタックスハイライト」機能を備え、選択した言語に応じたテキストの色分けを簡単に行える。
Markdown記法の文書をリアルタイムでHTMLに変換する機能もある。プログラムの種類で「Markdown」を選ぶと画面が二分割され、左側にソースコードが、また右側にはHTMLのプレビューが表示される。ファイルをHTML形式で書き出すことも可能だ。
オプションでは、ウィンドウの背景色のほか、フォントサイズ、テキストエンコード(Unicode、UTF-8、ASCII)を指定することが可能。ワードラップ(折り返し)の有効/無効や「ウィンドウを常に前に表示する」といった設定も行える。