ウィンドウのタイトルバーにさまざまな機能のボタンを追加できるソフト。Windowsが標準でサポートしていないウィンドウ操作も可能。「eXtra Buttons」は、ウィンドウのタイトルバーに“拡張ボタン”を配置することにより、快適なウィンドウ操作を実現するソフト。例えば、「ウィンドウのタスクトレイへの格納」「ウィンドウ相互の重なり具合の変更(前面または背面への移動)」「タイトルバーのみの表示」といった操作を“拡張ボタン”から行えるようになる。ボタンの追加・削除や、適用から除外するアプリケーションの指定なども簡単に行える。
拡張可能な機能(ボタン)は、
- 常に前面表示
- 背面表示に戻す
- フルスクリーン
- ボックスに最小化(デスクトップ上の“格納ボックス”に格納する)
- トレイに最小化(タスクトレイ上へ格納する)
- トレイメニューに最小化(タスクトレイ上の「eXtra Buttons」アイコンのメニューに格納する)
- ロールアップ/解除(タイトルバーのみ表示およびその解除)
- 透明度(あらかじめ設定した透明度に変更する)
- 透明度(ポップアップ)(任意の透明度に変更する)
- クリックスルー(一時的にウィンドウを消し、背面をクリックできるようにする)
- モニター移動(ウィンドウを別のディスプレイへ移動(複数ディスプレイ使用時のみ))
- ウィンドウのコピー(同じウィンドウをもうひとつ開く)
- ブックマーク
の計13種類。インストール直後の状態では「常に前面表示」「トレイに最小化」「ブックマーク」が追加される。追加する“拡張ボタン”(まとめて「ボタンセット」と呼ばれる)は、ユーザが任意にカスタマイズすることが可能。ボタンセットと同じ機能を、タイトルバー上の右クリックで開く「ウィンドウメニュー」から利用することもできる。
カスタマイズは「ボタンセット」「ウィンドウメニュー」で個別に行える。利用したい機能をリストから選んで追加したり、不要な機能を削除したりするだけでよく、操作は簡単。ボタンの表示順序を入れ替えたり、ボタンの間にセパレータ(小さなスペース)を挿入したりすることもできる。
“拡張ボタン”を表示させないアプリケーションを指定しておくことも可能だ。