Windowsでアプリケーションをアンインストールするには、システムに標準搭載された「プログラムと機能(プログラムの追加と削除)」から削除を実行するか、またはアプリケーション付属のアンインストーラを利用するのが一般的。しかし、セキュリティ対策ソフトの場合は、システムの奥まで入り込んでいることが多く、これらの方法ではすべてを除去できず、ゴミが残ってしまうことになりがちだ。一方、セキュリティ対策ソフトはいまやパソコンを利用するすべてのユーザに必須といえるが、無料版/有料版を含めて、非常に多くの種類が提供されており、「無料版を一度試してみてから購入したい」「自分のシステムやパソコンと相性が合わないので、別のプログラムに乗り換えたい」というニーズは多いと考えられる。
そこで「AppRemover」の出番だ。セキュリティ対策ソフトをアンインストールできるだけでなく、レジストリやシステム関連のファイルもチェックして除去し、インストール前の状態に戻してくれる。使い方は簡単で、迷わず操作できるのがうれしい。しかも、インストール済みのセキュリティ対策ソフトを自動的に検索してリストアップしてくれるるので、パソコンにプリインストールされていたものも含めて、誰でも安全にアンインストール操作を実行できる。
(坂下 凡平)