キー入力やマウス移動の有無などを条件に「パソコンが使われていない」ことを判断し、自動的に終了させるユーティリティ。「EeCo(いーこ)」は、あらかじめ設定した時間、パソコンが使用されていない状態が続いた場合、節電のために終了させることができるソフト。さまざまな条件の組み合わせで「パソコンが使用されているかどうか」を判断し、パソコンのスリープ、休止、シャットダウンのいずれかを実行してくれる。「特定のアプリケーションが起動しているか(あるいはハングアップしていないか)」を条件に設定することもできる。
設定できる条件は、
- マウス移動チェック(マウスを動かされたかどうか)
- キー入力チェック(キー入力が行われたかどうか)
- CPU稼働率チェック(CPU稼働率が、あらかじめ設定した値を超えているかどうか)
- ネットワーク使用量チェック(ネットワーク使用量が、あらかじめ設定した値を超えているかどうか)
- 使用ソフトチェック(特定のアプリケーションが起動しているかどうか)
と多彩。「使用ソフトチェック」では、複数のアプリケーションを指定することが可能。例えば「WordとExcelが起動している場合は、設定時間を超えてパソコンが操作されていなくても終了しない」ようにすることもできる。さらに「『使用ソフトチェック』が設定されていても、無応答状態(ハングアップ)のときは、チェック対象にはしない」といった設定も可能だ。終了処理が実行されるまでのパソコンの不使用時間は、1分から最長99,999分まで、1分単位で設定できる。実際に処理が実行されるまでの「実行待ち時間(秒)を」設定することも可能。実行待ち時間中にはプログレスバーが表示され、途中で処理を中止させることもできる。
初回起動時のみ、起動時に設定画面が表示されるが、2回目以降はタスクトレイへの常駐のみ(設定画面はメニューで呼び出せる)。動作中はアオガエルの、また設定中などで動作していない場合はアカガエルのアイコンが表示される。