簡単な操作で画像を絵画調などに変換できるレタッチソフト。豊富なエフェクト(フィルタ)を備える。「XnSketch」は、デジカメ写真などの画像を、さまざまなタッチの画質に加工できるレタッチソフト。20種類以上が用意されたエフェクトから選択するだけで画像を変換し、プレビューできる手軽さが特徴。明るさ、コントラスト、彩度などのパラメータを操作して、タッチを微調整することも可能。SNSにアップロードしたり、電子メールで送信したりする機能もある。
メイン画面は、左上にプレビューエリア、右上にパラメータ変更用のスライドバー、下部には大きめのエフェクトボタンが並ぶ構成。画像をプレビューエリアにドラッグ&ドロップなどで読み込ませ、エフェクトボタンをクリックするだけで、変換後の画像がプレビュー表示される仕組み。はじめてでも直感的に使える。
適用できるエフェクトは「鉛筆(白地・黒地)」「色鉛筆」「パステル」「スケッチ(白黒およびカラー)」「ハーフトーン」「油絵」「スタンプ」など、計22種類。「カートゥーン(Cartoon)」風や、赤を基調とした昔のプロパガンダポスター風の「ホープ」、電飾の光をイメージさせる「ネオン」といったユニークなものも含まれる。
各エフェクトともにパラメータを操作して、タッチを微調整することが可能。明るさ、コントラスト、ガンマ値、露出、彩度、エッジ、色の濃さ、不透明度、基準とする色などのプリセット値を変更できる(エフェクトの種類により、利用できるものは多少異なる)。
加工後の画像は、PNG/JPEG形式のファイルに出力することが可能。さらに、電子メールに添付して送信したり、Flickr、Picasa、Facebook、imgur、Tumblr、yfrog、ImageShack、Glowfoto、TwitpicといったSNS/画像共有サイトに直接アップロードしたりもできる。