テキスト/画像ファイルの内容を、コンテキスト(右クリック)メニューからすばやくクリップボードにコピーできるソフト。「File Contents Copy」は、ファイルを開くことなく、コンテキストメニューを使って、内容をクリップボードにコピーできるソフト。コンテキストメニューから利用できるほか、ファイルアイコンへのドラッグ&ドロップでも同様の機能を利用できる。対応する画像形式はBMP、PNG、GIF、JPEG、TIFF、EMF、WMF、ICO。文字コードは、Shift JIS、JIS、EUC、UTF-8/16LE/16BE、US-ASCIIに対応する。画像形式は拡張子ではなく、ファイルヘッダで判別される。
利用するには、初回起動時に開く設定画面で「コンテキストメニュー登録/解除」の「登録」ボタンをクリックすればよい。正しく登録されると「登録パス」に実行ファイル(FileContentsCopy.exe)のパスが表示され、「内容をコピー」がコンテキストメニューに追加される。
エクスプローラなどでファイルを選択し、コンテキストメニューの「内容をコピー」を実行すると、「完了メッセージ」画面が開き、ファイル名およびファイルの場所(パス)が表示される仕組み。さらに、テキスト/画像の内容をプレビューすることもできる(設定により、プレビューが表示されないようにすることも可能)。
コンテキストメニューを使わずに、「内容をコピー」することも可能。実行ファイル(FileContentsCopy.exe)のアイコンに、コピーしたいファイルをドラッグ&ドロップすればよい。
設定画面ではそのほかにも、
- コピー完了後にメッセージを表示する
- 完了メッセージ上に(クリップボードの)「クリア(削除)」ボタンを表示する
- ×MB以上のファイルの場合は(内容をコピー時に)確認メッセージを表示する
- テキストファイルコピー時、末尾が改行でなかった場合に改行を追加する
といった項目が用意されている。「×MB以上のファイルの場合は〜」で「0」を指定した場合は、確認メッセージは表示されない。