ファイル/フォルダのコピーや移動を高速化するユーティリティ。Windows標準の機能に比べ、20%以上の高速化が可能。「ExtremeCopy」は、Windows標準のコピー機能の代わりに、シームレスに動作するファイルコピーソフト。メイン画面に相当するような操作画面やツールバーなどはなく、ドラッグ&ドロップやコピー&ペーストといったおなじみのファイル操作を行うだけで、高速に処理される。処理実行中の一時停止やスキップも可能。
コピー/移動操作を行うとダイアログが表示され、現在処理中のコピー/移動の進捗状況および操作全体の進捗状況がプログレスバーで確認できる。経過時間や残り時間もわかる。
ダイアログでは、処理の一時停止と再開、中断、現在実行している処理のスキップといった操作が可能。さらに、フライアウト式のメニューを開くと、処理速度の調節やコピー終了後のデータチェック(ベリファイ)などのオプションを指定できる。処理終了後にWindowsをシャットダウンさせることも可能だ。
(メイン画面に相当するものがないため)アプリケーション全体の設定は、スタートメニューの「ExtremeCopy」→「Configuration」で行う。
設定画面では、ユーザインタフェースのスタイル(SimpleまたはNormal)を選択できるほか、ログファイルの書き込みやベリファイに関するオプションを設定したり、処理終了時にサウンドで通知する場合のファイルを指定したりすることが可能だ。
インストールすると、エクスプローラのコンテキスト(右クリック)メニューに「Windows Paste」という項目が追加される(クリップボード内にデータがある場合)。「Windows Paste」は、「ExtremeCopy」を使わず、Windows標準の機能を使って貼り付けたい場合に使用する。