標準の「タスクマネージャ」に比べ、機能が大幅に強化されたタスク管理ソフト。例えば、タスクマネージャの「パフォーマンス」に相当する「システムインフォメーション」では、CPUとメモリ使用量だけでなく、I/Oやディスク、ネットワークの使用量がグラフでリアルタイム表示されるなど、システム情報を細かく把握できることが特徴。個別のプロセスを一時的に保留・停止・削除したりすることも可能で、特に理由もないのにシステムのパフォーマンスが悪化しているような場合に威力を発揮する。
「メイン画面上のタブで全般的な状況を把握し、見慣れないプロセスや動作の怪しいプログラムを見つけたら、詳細な内容をプロパティで確認する」「インターネット検索で素性を調べて安全性を検証し、問題があるプロセスと判断した場合には、一時保留か停止して様子を見る」といった使い方が可能だ。
(坂下 凡平)