多彩なキャプチャモードを備えた高機能スクリーンキャプチャソフト。キャプチャ実行後に、画像を外部アプリケーションで開いたり、FTPサーバに転送したりすることも可能。「Live Capture」は、デスクトップの状態を静止画として保存できるスクリーンキャプチャ。デスクトップ上に表示される「キャプチャバー」などから、フルスクリーン、アクティブウィンドウ、選択した矩形領域など、計12種類のキャプチャを実行できる。保存時の画像形式として選択できるのはBMP/GIF/JPEG/PNG。ファイルの命名規則は、メタ文字を使って指定できる。
キャプチャは、
- デスクトップ上に表示されるキャプチャバー
- タスクトレイメニュー
- ホットキー
の3種類の方法で行える。キャプチャバーはフローティング可能なツールバーで、透明度の指定や背景色の変更、ボタンのみのコンパクト表示への切り替えなどが可能。スキンにも対応する。利用できるキャプチャモードは、
- フルスクリーン(Full Screen Capture)
- アクティブウィンドウ(Active Window Capture)
- ウィンドウコントロール(Window Control Capture)
- 選択した矩形領域(Selected Area Capture)
- 固定領域(Fixed Area Capture)
- オールインワンキャプチャ(All In One Capture)
- オートスクロール(Auto Scroll Capture)
- タイマ実行(Timing Series Capture)
- フリーハンドによる選択領域(Freehand Capture)
- 前回と同じキャプチャ(Repeat Last Capture)
- プログラムメニューキャプチャ(Program Menu Capture)
- Webページキャプチャ(Web Page Capture)
の計12種類。矩形領域や固定領域では、キャプチャ範囲を示すガイド用の枠が表示され、さらにマウスでポイントした周辺が拡大表示される。オールインワンキャプチャでは、範囲選択後に文字列を書き込んだり、描画ツールで矢印や矩形、楕円形などを描き込んだりして、画像を保存できる。タイマ実行では、キャプチャの実行日時や実行間隔・回数を指定することが可能。キャプチャ範囲はフルスクリーン、アクティブウィンドウ、矩形領域などから選べる。Webページキャプチャでは、Webページのアドレスと横幅(pixel)を指定してキャプチャを行う。
キャプチャ実行後のオプションでは、クリップボードへの転送をはじめ、指定の外部アプリケーションやWindows Image Viewer、Word/Excel/PowerPointといったオフィスアプリケーションでのファイルオープン、FTPサーバへのアップロード、印刷などを指定できるようになっている。
キャプチャ実行時のオプションでは、マウスカーソルを含める、拡大表示しない、ウォーターマークの表示などを指定することが可能。ウォーターマークにはSignet(認印)とTimestampとがあり、サイズや表示位置のカスタマイズもできる。
そのほかにも、
- 表示倍率の指定が可能な拡大表示ウィンドウ(Magnifier)
- マウスでポイントした個所のRGBカラー値の表示(Color Picker)
- パレットウィンドウでカラーを指定(Color Palette)
- デスクトップに定規を表示(Ruler)
- 外部エディタの起動(Editor)
- デスクトップに十字線と座標を表示(二点の相対座標も表示可)(Cross Hare)
- 中心点から引いた線の角度を表示(Protractor)
- フルスクリーンやウィンドウを動画で保存(Kinephoto)
- 複数のGIF画像からアニメーションGIFを作成(Make Animate Gif File)
といった補助機能が用意されている。