Blu-ray 3Dの再生や高精度アップスケーリングに対応したソフトウェアBlu-ray/DVDプレイヤー。「sMedio WinDVD PRO 11 for Windows 8」は、Blu-ray Disc、DVD-Videoをはじめ、BDXL、AVCHD、WMV-HDなどの再生に対応したマルチメディアプレイヤー。簡単な操作で、高画質・高音質の動画を楽しむことができる。ソフト名が示すようにWindows 8に対応。ハードウェア3D表示にも対応し、Blu-ray 3Dの3D再生が可能なほか、2Dソースをリアルタイムに3D変換しながら再生することもできる。「WinDVD」に関するグローバルベースの開発・販売ライセンス契約をコーレル社と締結したsMedio社が販売する。
3Dで利用できる再生方式は、NVIDIA 3D VISION、偏光ディスプレイ(120Hzのフレームインターリーブ、ローインターリーブ、チェッカーボード方式)など。家電製品では一般的なHDMI 1.4出力による3D再生も可能。3D対応テレビとHDMIグラフィック端子を搭載したグラフィックボードがあれば、テレビでも3D再生を楽しめる。さらに、赤青メガネを用いた立体表示(アナグリフ方式)にも対応し、3D表示対応ディスプレイがなくても、3Dを体験できる。
動画再生時には、CPU/GPUが持つハードウェア支援機能を利用することが可能。Windows 8に対応した最新バージョンだけあり、NVIDIAやAMD、Intelの最新GPU機能をフルに使用することができる。
Blu-ray 3D方式のBlu-rayタイトルのほか、サイドバイサイド方式で収録されたBlu-rayタイトル、同じくサイドバイサイド方式で記録された3D動画ファイルも再生できる。さらに、2Dソースをリアルタイムで3D変換しながら再生する2D/3D変換機能も搭載。2D/3D変換は、Blu-ray DiscのHD映像には対応しないが、DVD-Videoであれば、ディスクからでも直接3D変換しながら再生できる。動画ファイルからの変換の場合は、SDに限らず、HD解像度でもリアルタイムで3D再生を行える。
高画質化機能では、SD解像度のソースをHDソースに近い画質にできる高精度アップスケーリング再生機能、DVD-VideoやDVD-VRに記録されたSD解像度の動画(ただし、プログレッシブ記録されたものに限る)を、フレーム補間でスムーズに見せる「モーションストリームライナー」を搭載。カメラ撮影された映像には、撮影時の手ぶれを補正する「ビデオスタビライザ」が有効だ。そのほか、画面を明るく鮮やかに見せる色調補正機能やノイズ除去機能なども用意され、パソコンのディスプレイでもより高画質な映像を楽しめる。
オーディオでは、DTS HD multichannelやDTS 96/24、Dolby Digital Plusといった、Blu-rayタイトルで使われるさまざまな形式に対応する。ヘッドフォン向けのDolby Headphoneをはじめ、各種イコライザやオーディオフィルタも搭載する。
違和感なく動画の再生速度を変化させ、短時間で動画を視聴できる「タイムストレッチ」も搭載。ノートパソコン向けに省電力再生にも対応するなど、さまざまな環境で動画を楽しむための機能が数多く用意されている。