テキストファイルに特化した、メールソフト風のビューア&ファイル管理ソフト。「テキスプローラー」はその名前が示す通り、“テキストファイル専用版エクスプローラ”というべきソフト。プレビューでファイル内容を確認しながら、「名前の変更」「ごみ箱へ」「削除」などのファイル操作を行うことができる。指定したプログラムでファイルを開いたり、テキストを整形・結合したりする機能も備える。
メイン画面は3ペイン構成。左側にツリービュー、右上にリストビュー、右下にコンテンツビューが配置される。ツリービューで選択したフォルダに含まれるテキストファイルがリストビューに表示され、そこで選択したファイルの内容がコンテンツビューに表示される仕組み。メールソフトに似たインタフェースとなっている。
リストビューに表示されるファイルは拡張子で指定できる。あらかじめ「txt」「csv」「tsv」「c」「cpp」「java」「rb」「html」「css」「xml」「vbs」など、主な拡張子は登録されているが、ユーザが自由に追加・削除を行うことが可能。リストビューからは「開く」「プログラムから開く」「名前の変更」「ごみ箱へ」「削除」「切り取り」「コピー」「貼り付け」といったファイル操作を行える。
コンテンツビューはテキストの色分けに対応し、HTMLのタグやプログラムソースのキーワードを、指定した色で表示させることができる。ファイルがHTML/XMLの場合は、コンテンツビューが分割され、ソースと同時にHTMLのプレビューが表示される。CSV/TSVファイルの場合も同様にスプレッドシートがあわせて表示される。
そのほかにも、
- よく使うフォルダを「ルートフォルダーリスト」に登録することで、プルダウンリストから簡単に呼び出す
- よく使うファイルをお気に入りに登録してワンタッチで開く
- 付属ツールによるテキストの整形(編集)
- 複数ファイルの結合
- 検索
などの操作を行える。