ソフトを開発しようと思った動機、背景
常識的な考えではないですが、ひと言で言えば「ノリ」です。実は、以前にハロウィンを題材にしたノベルゲームを2ちゃんねる掲示板のニュー速VIPという板で有志を募って制作していました。幸いにも早めに全工程を仕上げることができ、余裕をもってハロウィン当日の完成報告を迎えることができました。普通ならそこで一つの企画が終わって、解散という流れになります。
しかし、その完成報告のさなかに、クリスマスに向けた企画を期待する声をいくつかいただいたので、「ならば、そのまま作ってしまおう」ということになったのが事のはじまりです。
今回の企画では、自分はキャラクタの絵を用意するほか、ゲームについてのアイデア、スタッフの募集、全体の進行の管理などをやらせていただきました。ほかの方々も、プログラムを組んでいただいたり、声を当てていただいたり、BGMや効果音を作っていただいたりと、スタッフ全員の専門性が遺憾なく発揮されていると思います。
こうしていくつもの素材が組み合わさってできあがった作品なので、みなさまにはぜひ、素材の一つひとつに注目しながらプレイしていただけたらなと思います。
開発中に苦労した点
期限と連絡手段の確保です。
まず、期限について。先ほど説明させていただいた通り、ハロウィンが終わってからのスタートでしたので、2ヵ月弱で完成させなければなりませんでした。そこで、企画の規模があまり大きくなりすぎないであろうジャンルを選択いたしました。
しかし、実際には考えていた以上の作業量があったらしく、ひと月ほど遅れての完成となってしまいました。作業を順調にこなしていたにもかかわらず、期限に間に合わなかったのは、私の見積もりが甘かったからにほかなりません。この場を借りて、素材を提供してくださった方々、協力してくださったスタッフの方々にご迷惑をかけたことをお詫び申し上げたいと思います。
次に連絡手段の確保について。制作の進行をWeb上の掲示板を使って行っていたため、相手への確実な連絡方法がありませんでした。その連絡面での不足を補うべく、連絡の中継には相応の注意を必要としました。そして、自らも毎日できるだけ連絡を書くようにして、連絡をしやすい状況を作るように気をつけていました。
ユーザにお勧めする使い方
まずは、全編フルボイスの「アーケード」モードをプレイしてみてください。徐々にステージが難しくなってくるので、最後までクリアするころにはコツがつかめてきているはずです。
そのあとは、ぜひ「エンドレス」モードをどこまで到達できるかに挑戦していただけたらと思います。やり込めばやり込むほど、上達の手応えが返ってくるゲームになっているので、うまい掘り方に気づければ、どんどん記録は伸びていきます。
そして、「エンドレス」モード中に流れる楽曲は、掲示板上で募集したところ、全37曲ものご提供をいただきました。どれもすばらしい曲なので、ぜひプレイ中だけでなく、ミュージックプレイヤーでゆっくり聞いていただけたらなと思います。そして、ミュージックプレイヤーでは、プレイ中に流す曲をプレイリストとして編集することもできますし、気分を変えてまた記録に挑戦していただけたらなと思います。
今後のバージョンアップ予定
もともとの目標を達成できたので、それほど活発には行わないつもりです。修正・改善を重ねることよりも、新しいものを作りたいという気持ちがあるので、これで完成とさせていただきたく思います。
ただ、バグ報告など下されば、余裕のあるときなどに対応させていただきます。
(爆裂サンタ†スーパーマリィ製作委員会 企画まとめ・しまぱん)