日時指定の「予定」と期限を指定した「TODO」、定期的(日次・週次・月次)に発生するイベントを総合的に管理できるソフト。複数のユーザでデータファイルを共有すれば、グループウェアのように作業日程を管理することもできる。「TODOチェッカー」は、ToDoリストに加え、スケジュール管理、メモなども備えた多機能作業管理ソフト。「予定帳」「TODO」「メモ帳」「日次」「週次」「月次」の各タスク種別ごとに用意されたリストに情報を登録して、スケジュールを閲覧したり、作業状況を管理したりできる。リストには、重要度の設定や分類に使える「マーク」欄や、処理済みのタスクをチェックできる「実施」欄が用意され、期限を過ぎて未処理のタスクは、背景色で告知される。リストの期限で整列させたり、手動で表示順を入れ替えたり、区切り行を挿入したりといった操作も行える。
スケジュール管理を行うための「予定帳」では、登録された情報を「一日」「一週間」「一ヶ月」の単位で瞬時にリストアップすることが可能。期限が迫った「TODO」の件数や、未処理の日次・週次・月次タスクの件数も「予定帳」画面で確認できる。「メモ帳」は、電話番号やメールアドレスなどを登録しておくためのもの。期限付きで登録しておけば、必要なタイミングで通知してくれる。
「TODO」「メモ帳」「日次」「週次」「月次」では、任意の名前でカテゴリ(サブフォルダ)を作成し、タスクを階層管理することが可能。タスクのカテゴリ変更(移動)や階層の変更は、ドラッグ&ドロップで簡単に行える。
予定や「TODO」のリマインダ機能も備え、
- 期限切れになった「TODO」「週次」「月次」タスクを「『TODOチェッカー』起動時に」
- 「予定帳」「日次」に登録されたタスクを「予定時刻の10分前に」
バルーンヘルプで自動通知してくれる。メールアドレスを登録することで、メールで通知させることも可能だ。タスクの情報を、デスクトップに貼り付けておくことも可能(付箋機能)。付箋は、タスク種別によって背景が色分けされ、日時(期限)とタスクの内容を確認できる。実施済みにしてはがしたり、実施記録を編集したりといった付箋に対する操作は、コンテキスト(右クリック)メニューから行える。
グループウェアとして利用することも可能。共有フォルダ内にチーム用データファイルを置くことで、複数ユーザでデータを共有できるようになる。データにアクセス中の全員または特定のユーザとのチャット機能もある。「バルーン」スタイルでチャットをやり取りすることも可能だ。