開発の動機、背景
Quteが培ってきた健康データ管理システムの開発ノウハウを、ご家庭でも気軽に活用していただければと思い、フリーソフトとして開発しました。業務向けクラウドシステムや東日本大震災時のボランティア・プロジェクト「災害時循環器リスク予防ネット(DCAP)」など、比較的大規模な用途向けに開発してきたソフトを作り直し、一般ユーザが簡単に使えるようにしたソフトが「ヘルスケア・キット」です。
(Quteの健康管理ソフトウェア → http://qute.co.jp/health/index.html)
今回のVer.2ではデータの手動入力に対応していますが、Ver.1と同様に、コンティニュア規格に対応したBluetooth転送機能もサポートしています。コンティニュア規格が一般家庭に普及することにより、さらに簡単に健康データを扱えるようになると考えています。
開発中に苦労した点
UIやグラフの表現は、グラデーションや背景画像などの見栄えを重視するものを含め、何種類も作成したのですが、利用される方の目的は「『きれいなグラフ』よりも『見やすいグラフとデータ』であるはず」という結論に達し、現在のシンプルな表示に落ち着きました。この試行錯誤に一番時間がかかっています。
今後のバージョンアップ予定
現バージョンは血圧計と体組成計に対応していますが、ご好評であれば、対応機器を増やしていきたいと思っています(歩数計や活動量計、体温計など)。
((有)キュート)