ソフトを開発しようと思った動機、背景
開発したのは相当以前のことなのではっきりと覚えていないのですが、確かダイアログに表示されたエラーメッセージの原因を検索エンジンで調べようと手打ちで入力していて、それが面倒だと思い、ちょうど開発ツールの「SPY++」がありましたので、それを使ってエラーメッセージをコピーすればよいと気がつきました。そして、この機能だけに特化し、簡単にコピーできるツールがあればよいなと思い、開発に至りました。ですので、インタフェースは「SPY++」を意識した作りになっています。開発中に苦労した点
Windows NT系とWindows 9x系ではセキュリティ管理の方法が違い、ウィンドウの情報を取得する方法も全然違いましたので、両方に対応させるのに苦労しました。それは現在もOSの進化とともに発生している問題ですので、対応していかないといけない課題です。
ユーザにお勧めする使い方
ReadMe.txtの「使い方」にも書いてある小技ですが、うまくコピーできない場合は、右クリックで対象のウィンドウを切り替えたり、キー入力でウィンドウ種類を指定したりすることで取得できる場合がありますので、諦めずに試してみてください。
今後のバージョンアップ予定
一応、完成はしていますので、大きなバージョンアップはありませんが、先にも書きました通り、OSのバージョンアップにより、取得できないウィンドウも増えています。そのあたりの仕様変更に対応していこうと思っています。しかし、対応にはそのOS環境がないと不可能ですので、パソコンを買い換えるなりで、私がそのOS環境が手に入るまで気長にお待ちください。
(秋田 稔)