プリンタのインクやトナーを節約するためのソフト。アプリケーションなどからの印刷実行時に、そのつど「節約印刷を行うかどうか」を指定できるので、節約モードではなく、通常通りに印刷したい文書があっても問題はない。節約率は一律25%。同じライフボート社の「LB プリントセーバーEco2」では、節約率をユーザが設定できるようだが、「エコぷりんと5 Auto」では25%のみとなる。節約効果と印刷品質の兼ね合いから、25%程度が最も効果的ということで設定されたのだろう。印刷内容によって節約率を変更して、より大きな効果を目指すのは大切なことだが、面倒な設定をすることなく、手軽に節約できるという意味で、25%固定という割り切り方はアリだと思う。
節約印刷をする回数よりしないことの方が多いといった場合、印刷時に毎回確認操作が必要なのは面倒に感じるかもしれない。そんなときはサービスを一時停止しておき、節約印刷するときだけ、サービスを開始すればよいだろう。停止・開始操作は「スタート」メニューから簡単に行うことができる。
(土屋 佳彦)