次々と開催される闘技大会での優勝を目指し、新米闘士の少女を育成するシミュレーションゲーム。新米闘士を鍛え上げ、国をも揺るがす陰謀を食い止める
「マッドプリンセス 〜ディオデラの野望〜」は、「新米闘士として養成所で訓練の日々を送る少女が、闘技大会での優勝を目指す」という設定の“闘士育成シミュレーションゲーム”。養成所での訓練のほか、魔物のいる地下迷宮を探索することも闘技大会での勝利につながる。主人公の行動でストーリーが分岐するマルチエンディングシナリオで、やり込み要素も満載。
主人公は新米闘士の「レラ」。奴隷市場で興行師「ルシャリア」の目にとまり、買われた。ルシャリア養成所には、高い戦闘技術を持つ優秀な訓練士「フェルザ」をはじめ、一流の会計士、武具職人、料理人が集められ、実戦向きの戦術を身につけることができる、優れた環境が用意されていた。大会で獲得できる賞金などをため、自分が買われた代金をルシャリアに完済して、晴れて自由の身となることも夢ではない。そのためにもレラは、フェルザの訓練や地下迷宮の探索などで自らを鍛え上げ、できるだけ多くの大会での優勝を目指す……。
ゲームが進むと、闘技大会の強力なスポンサーである貴族「ディオデラ」の「国全体を揺るがすような野望」が蠢き出し、やがてはレラやルシャリアたちもその渦中に巻き込まれてゆく。
十分な準備を整え、確実に勝てる態勢を作り上げて大会に参加しよう
開催期間中であれば、大会にはいつでも参加できる。同時期にいくつもの大会が開催されるため、ただ闇雲に大会に挑戦するのではなく、装備の調達や自身の強化、大会の参加順序などを含め、総合的な計画性が求められる。
最初に出場権を得られるのは新米闘士杯。ここでしっかりと勝ち、できるだけ多くの賞金を稼ごう。闘技大会への挑戦は、戦闘で体力が0になるか、1日の挑戦回数制限に達するまで、何度でも繰り返すことができる。獲得できる賞金の額は上位の闘士と戦うほど高いが、戦えるのは現在の自分の順位より二つ上まで。また、自分よりも順位が上の闘士に勝つと、人気も大きく高まる。順位が下の闘士とは自由に戦えるが、人気はあまり上がらない。大会での順位は、勝敗により入れ替わる。
主人公の人気が高まると、街でファンからの応援を受けるなど、ストーリーにも影響が出る。賞金だけでなく、なるべく人気が高まるよう配慮しながら、挑戦を続けるようにしよう。
闘技場で行われる「表」の大会とは別に、「闇試合」と呼ばれる非公式の試合も密かに行われている。大会のような競技ではなく、生きるか死ぬかの真剣勝負だが、その代わりに勝てば、それなりの報酬を得ることができる。
地下迷宮の探索で素材アイテムを入手し、装備を強化
闘技場の地下にある「地下迷宮」の攻略も、大会への出場に負けず劣らず重要なイベントだ。地下迷宮は「緑樹層」「猛獣層」「死霊層」「神獣層」の四層に分かれ、それぞれの層はさらに四つのエリアに分かれている。各エリアはマス目からなる、すごろくのようなマップになっており、残り歩数の分だけ自由にマス目上を移動できる。限られた歩数ですべての宝箱を開けて、ボスを倒すことが目標。ボスを倒せれば、次のエリアに進める。迷宮ではお金のほか、武器を錬成するための素材アイテムも獲得できる。
街の酒場では、地下迷宮を一緒に探索してくれる仲間を雇うことができる。一度契約した仲間は、1回の探索だけでなく、その後も迷宮の探索に付き添ってくれる。敵との戦いなどでもサポートしてくれる、心強い存在だ。
武器などの装備は、街の市場で購入できるほか(ルシャリアからも購入できるが、高級な武器しか扱っていない)、迷宮などで集めた素材アイテムを使い、養育所で「錬成」して強化することも可能。素材アイテムを揃えることができれば、市場で購入するよりも安価に装備を強化できる。
ストーリーが進むにつれ、「剣闘士杯」「槍闘士杯」「盾闘士杯」「斧闘士杯」「無刀闘士杯」といった、使える武器が制限される大会が多く開催される。武器の入手と強化は非常に重要なポイントとなってくる。