フィールドに矢印アイテムを配置し、キャラクタを誘導する思考型パズルゲーム。アメフトのフォーメーションを思わせる動きが楽しい。オフェンス軍とディフェンス軍とがフィールド上で激突
「ヤジルシージ」は、オフェンス/ディフェンスに分かれたオフェンス軍側のキャラクタを誘導し、ステージごとに設定されたクリア条件の達成を目指す思考型パズルゲーム。矢印アイテムを配置後に進軍開始を実行すると、オフェンス軍がアイテムの指示に従ってフィールド上を移動する。両軍のバトルを交えつつ、結果をキャラのアクションで楽しく見せてくれる。
フィールドの左端には「エスケープゾーン」、右端には「レッドゾーン」がある。オフェンス軍(赤)は左側に陣取り、右のレッドゾーンを目指す。ディフェンス軍(青)は右側に陣取り、オフェンス軍の進軍を食い止めようとする。提示されるクリア条件は、
- オフェンス軍(赤)を勝利させろ!
- ディフェンス軍(青)を勝利させろ!
- 引き分けをねらえ!
のいずれか。「オフェンス軍(赤)を勝利させろ!」では、オフェンス軍のキャラをレッドゾーンに到達させることが目標。「ディフェンス軍(青)を勝利させろ!」では、オフェンス軍のキャラのパワーを0にするか、進行方向を逆転させてエスケープゾーンに到達させ、オフェンス軍をすべて消滅させればよい。「引き分けをねらえ!」では、オフェンス軍とディフェンス軍双方のキャラすべてを消滅させることがクリア条件となる。キャラのパワーを確認して、しっかりと戦略を立てよう
操作はマウスで行う。画面最下部の「アイテム欄」には、ステージごとに定められた種類と数の矢印アイテムが表示される。プレイヤーは、矢印アイテムをフィールド上の「配置ポイント」に1個ずつ配置してゆけばよい。
矢印アイテムを配置し終えたら、画面右下の「GO!」をクリック。オフェンス軍が進軍を開始し、フィールド上のアクションで結果を見せてくれる。オフェンス軍は、フィールドを水平に横切るライン上を左から右に直進し、矢印アイテムに乗ると、指示された向きに進路を変える。横(画面上の方向では「上下」)に進路を変更し、壁に突き当たって直進できなくなった場合は、自動的に進路を変更し、再度右に進もうとする。左に向かって進路を変更した場合は、何もなければそのまま直進し続け、エスケープゾーンから画面外に出てしまう。
右に進み続け、レッドゾーンに到達できればオフェンス軍の勝利。ただし、レッドゾーンの前にはディフェンス軍のキャラが待ち構え、両軍のキャラがぶつかると、バトルが開始される。バトルでは1回衝突するたびに、オフェンス/ディフェンスともパワーが「1」ずつ減り、「0」になると画面から消滅する仕組み。バトルになった場合は、パワーの少ないキャラが必ず消滅する。ただし、ディフェンス軍のキャラの背後からオフェンス軍のキャラがぶつかると「バックアタック」となり、パワーには関係なく、ディフェンス側は一撃で倒される。
バックアタックをはじめとした「スペシャルフィーチャー」をうまく組み合わせよう
ディフェンス軍は、ステージ開始時の位置から動くことはない。矢印アイテムで操作できるのはオフェンス軍のみ。オフェンス軍を勝たせる場合はもちろん、ディフェンス軍を勝たせる場合も、引き分けを狙う場合もすべて、オフェンス軍のキャラ操作のみでステージクリアを目指す。
キャラ同士がバトルになったときも、ディフェンス軍のキャラは動かない。一方、オフェンス軍のキャラは衝突後、必ず3マス後方に跳ね返る(ノックバック)。右方向に移動しているキャラが右向きの矢印アイテムを踏むと、パワーが「1」加算されるスペシャルフィーチャーが「パワーボーナス」。配置ポイントの位置によっては「ノックバック」と「パワーボーナス」とを組み合わせることができる。ノックバックを利用したテクニックには、そのほかにもいくつかの組み合わせがある。
使用できる矢印アイテムは、
- 特別な効果のない「ノーマルアイテム」
- キャラが上を通るたびに数字が減り、「0」になると消滅する「数字つきアイテム」
- キャラが上を通るたびに、矢印の向きが180度変わる「スイッチアイテム」
- キャラが上を通るたびに、矢印が指定された方向に回転する「回転アイテム
の4種類。難易度は「ベーシック」「ノービス」「アドバンス」「エキスパート」の4段階。各レベルとも7ステージが用意されている。