数多くの機能を備えながら、わかりやすいインタフェースで使いやすい高機能タスクマネージャ。メイン画面は、機能(タブ)を随時、ウィンドウ上に追加表示できる“モジュール”式になっており、切り替えながら利用できる。個々のタスク/プロセスに対する操作はコンテキスト(右クリック)メニューからアクセスできる。タスクトレイアイコンへのオンマウスでも、CPU周波数/使用率、メモリ使用率、スワップ使用率などをポップアップで確認できるなど、使い勝手がよい。
独自の機能が充実していることに加え、標準のタスクマネージャと同名のタブ(機能)にも細かなところに配慮や工夫があり、利便性を大幅に向上させている。例えば「プロセス」「自動実行」では、関連するプロセスがツリー形式で表示され、プロセス相互の親子関係や、あるプロセスの支配下にあるプロセスをひと目で把握することが可能。アイコンも表示されるので、実行ファイル名ではわかりにくいプロセスの正体を感覚的に知ることができる。
(坂下 凡平)