ソフトを開発しようと思った動機、背景
もともとは、画面の特定位置のRGB色情報が必要な状況になったことがあり、そのときに「マススポインタを合わせた位置の色情報を自動的に表示できないかな」と思ったのが開発のきっかけでした。つまり最初は、あくまで「ポインタ位置の色情報を表示するソフト」を作るつもりで、開発をスタートさせました。その後、開発を継続するにあたって、マウスに関した技術情報をいろいろと調べていくうちに、「これはもっといろいろなことができるんじゃ?」と考えるようになり、「距離計測」「拡大鏡」「位置記憶・移動」「キー操作」などの機能を追加していったという経緯があります。
開発中に苦労した点
マウス関係のソフトを作るのは、これがはじめてだったため、すべて手探りの状態からスタートしました。ただ、一度手法がわかれば、あとは応用の連続だったので、後半は比較的スムーズに開発できたと思います。
ユーザにお勧めする使い方
「ソフトを開発しようと思った動機、背景」にあるように、個人的によく使う機能は、「色情報の表示」機能なのですが、それ以外としては、直接マウスポインタを移動できる「位置記憶・移動」「キー操作」機能をお勧めとして挙げたいと思います。特に「キー操作」機能は、最小1pixel単位でマウスポインタを動かせるので、ピンポイントの座標にポインタを合わせたいときに利用できると思います。
今後のバージョンアップ予定
主に「位置記憶・移動」関係で、以下の機能を実装できればと思っています。
- 「位置記憶・移動」の登録可能件数の増加
- ホットキーでの「記憶位置移動」
- 座標入力での「位置記憶」
あわせて、メモリ使用量軽減などの微調整も行っていく予定です。
(wtr)