機能の切り替えはタブをクリックするだけ。別々のアプリケーションを起動するといった手間は不要だ。復元と抹消を完全に切り分けて考えるよりは、ファイル管理の一貫として捉えれば、なかなか使いやすく、よいのではないかと思う。

復元/抹消の選択以外にも、種類/フォルダのビュー切り替え、プロパティやプレビュー表示の選択などがタブ切り替え風のインタフェースで統一されており、わかりやすい。特にプレビューやプロパティの表示は、右ペインが二分割され、ファイル一覧と並べて表示されるので、ファイルを切り替えながら参照できて、便利だ。

「Undelete 360」はWindows 7対応だが、残念ながら筆者の環境ではドライブの検索がうまくできなかった。Windows XP上で試用したことを申し添えておく。