「大量のテキストデータを効率よく管理する」ことを目的としたデータベース。プログラムのソースデータの作成、マニュアルやTips集、長めの論文や企画書、あるいは日記や業務日誌など、一連のテキストをまとめて管理する用途に向いている。保存の操作もファイル名の指定も必要なく、「思いついた内容をメモして、フォルダで分類し、あとから簡単に取り出す」といった使い方に便利だ。メモあるいは付箋紙ソフトの感覚で手軽に使える。エディタ上では、HTML/メールIDへのリンクアクセス、選択文字列のWeb検索(Google、Yahoo!、Amazon、MSDNライブラリなど)といった機能も利用できる。
「外部記憶DB」では、実データは1ファイルで管理される。「ファイル」「フォルダ」も、Windows上のものとは異なる独自形式なので、エクスプローラで直接、閲覧・操作することはできない。ただし、ファイルまたはフォルダ単位のドラッグ&ドロップで、いつでもインポート/エクスポートすることが可能。データ交換は簡単に行える。
初期状態では、ライブラリに「外部記憶データ」「スタンプツールデータ」の各フォルダあり、豊富なサンプルが用意されている。「外部記憶DB」自体のヘルプもデータとして格納されているので、参照しながらソフトの特徴や操作方法をつかむことができるだろう。
(坂下 凡平)