MP3プレイヤーの機能を融合させた画像ビューア。指定フォルダ内の画像を一覧できるだけでなく、MP3ファイルの一覧表示や再生も可能。「Vallen JPegger」は、サムネイル/拡大表示のタブ切り替えやMP3ファイルの再生などが特徴の、シンプルな画像ビューア。スライドショウ再生やスクリーンキャプチャ、Exif情報のポップアップ表示などの機能を備えるほか、MP3ファイルのプレイリスト再生やタグ編集も行える。対応する画像形式(拡張子)はJPEG/GIF/BMP/PNGやPSD(Photoshop)、PSP(PaintShop Pro)、JPEG2000など、計40種類に上る。
メイン画面は、「Image Explorer」「MP3 Music Explorer」をタブ切り替えで利用する方式。「Image Explorer」は、画面左上にフォルダツリー、左下にファイル一覧、右側に画像表示エリアが配置された3ペイン構成で、右ペインは「サムネイル」「イメージ(拡大画像)」をタブで切り替えることができる。サムネイルを左ペインにタブ表示させ、右ペインを拡大表示だけにすることも可能だ。
画像の選択は、ファイル一覧/サムネイルのいずれから行うことも可能。右ペインを「イメージ」に切り替えると、選択した画像が拡大表示される(表示倍率は変更可能)。ファイル一覧では、フィルタで表示対象を絞ることも可能。
- 画像ファイル+音楽ファイル
- すべての画像ファイル
- JPEGイメージのみ
- 音楽ファイル
- すべてのファイル
でフィルタリングできる(フィルタ設定は右ペインのサムネイル表示にも適用される)。サムネイルをマウスでポイントすると、名前やサイズ、タイムスタンプなどのファイル情報、Exif情報(一部)、MP3ファイルの場合はタグ情報などがポップアップ表示される。Exifは、より詳細な情報を別ウィンドウで表示させることも可能だ。
そのほかにも、画像の回転やファイル名の変更、ファイルの削除、リサイズなどを行うことが可能。デスクトップまたはアクティブウィンドウをキャプチャすることもできる。
「MP3 Music Explorer」には、フォルダツリーはなく、指定フォルダ内のファイルが「アーティスト」「アルバム」「ジャンル」などでツリー表示される仕組み。ツリーを選択すると、右ペインに該当ファイルの一覧が表示され、そのまま再生したり、プレイリストに追加して再生したりすることが可能。右ペインのファイル一覧には、タイトル、アーティスト、アルバム名、ジャンル、演奏時間などの情報が表示され、タイトル、アーティストなどでファイル検索を行えるほか、MP3タグを編集することも可能。MP3タグの情報をExcel用にエクスポートすることもできる。